
リベルサス(一般名:セマグルチド)は、GLP-1受容体作動薬として初めて飲み薬での投与を実現した画期的な糖尿病治療薬です。2019年に米国FDAが承認し、日本でも2020年6月に厚生労働省が製造販売承認を与えました。
注射しか選択肢がなかったGLP-1受容体作動薬の経口化は、多くの患者にとって治療へのハードルを下げる大きな転機となっています。この記事では、リベルサスがどのような経緯で承認され、日本で販売が始まったのか、その背景をわかりやすく解説します。
承認申請から販売開始までの流れや臨床試験のデータ、製造元であるノボ ノルディスク社の取り組みなど、リベルサスにまつわる情報を網羅的にお届けします。
リベルサスとは何か|注射なしで飲めるGLP-1受容体作動薬が登場した
リベルサスは、世界で初めて経口投与(飲み薬)として承認されたGLP-1受容体作動薬です。有効成分のセマグルチドは、体内で分泌されるGLP-1というホルモンに似た構造を持ち、血糖値のコントロールに寄与します。
セマグルチドはどんな成分なのか
セマグルチドは、ヒトのGLP-1と94%の構造的な相同性(似ている度合い)を持つ合成ペプチドです。もともと体内に存在するGLP-1ホルモンをベースに、化学的な修飾を加えることで半減期を約1週間まで延長しています。
GLP-1は食事をとった後に小腸から分泌され、膵臓にはたらきかけてインスリンの分泌を促すホルモンです。血糖値が高いときに作用するため、低血糖を引き起こしにくいという特徴があります。
なぜ「飲み薬」の実現が画期的なのか
GLP-1受容体作動薬はペプチド構造を持ち、分子量が大きいため、胃酸や消化酵素によってすぐに分解されてしまうという弱点がありました。そのため、従来は注射(皮下注射)でしか投与できなかったのです。
しかし、リベルサスにはSNAC(サルカプロザートナトリウム)という吸収促進剤が配合されています。SNACがセマグルチドを胃の酵素分解から保護し、胃粘膜からの吸収を高めることで、経口投与が実現しました。
リベルサスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一般名 | セマグルチド(遺伝子組換え) |
| 製造販売元 | ノボ ノルディスク ファーマ |
| 販売提携 | MSD株式会社 |
| 剤形 | 経口錠(3mg・7mg・14mg) |
| 効能・効果 | 2型糖尿病 |
| 日本での承認日 | 2020年6月29日 |
| 日本での発売日 | 2021年2月5日 |
3mg・7mg・14mgの3つの用量がある
リベルサスには3mg、7mg、14mgの3つの規格があります。治療開始時は3mgから始め、4週間以上服用した後に維持用量の7mgへ増量するのが基本的な使い方です。
7mgを4週間以上続けても効果が十分でない場合には、医師の判断で14mgに増量できます。1日1回、朝の空腹時にコップ半分ほどの水で服用し、その後30分は飲食を控えるという服用ルールがあるのも特徴です。
リベルサスの承認申請から日本での製造販売承認取得までの流れ
リベルサスは、2019年7月にノボ ノルディスク ファーマが日本の厚生労働省へ承認申請を行い、約1年後の2020年6月29日に製造販売承認を取得しました。日本では2型糖尿病を効能・効果として承認されています。
2019年7月に国内で承認申請が提出された
リベルサスの日本での承認申請は2019年7月です。すでに海外では米国で承認審査が先行しており、2019年9月にFDA(米国食品医薬品局)が経口セマグルチドを正式に承認していました。
日本の審査は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が中心となって行いました。国内外の臨床試験データを精査し、日本人患者に対する有効性と安全性が慎重に評価されたのです。
2020年6月に厚生労働省が承認を付与した
申請から約1年という期間を経て、2020年6月29日にリベルサス錠3mg・7mg・14mgの製造販売承認が下りました。GLP-1受容体作動薬で経口製剤として承認を得たのは、世界的に見ても初めての出来事でした。
承認の根拠となったのは、グローバル臨床開発プログラム「PIONEER(パイオニア)」の試験データです。日本人1,293人を含む合計9,543人の成人2型糖尿病患者が参加した大規模な試験群で、有効性と安全性の両面から評価が行われました。
薬価収載を経て発売準備が進んだ
承認取得後、リベルサスは薬価収載の審議を経て発売準備に入りました。薬価は3mg錠が139.60円、7mg錠が274.90円、14mg錠が501.30円に設定されています。
承認取得から実際の発売までには約8カ月のタイムラグがありました。この間に、ノボ ノルディスク ファーマとMSDの販売提携体制が整えられ、医療機関への情報提供活動の準備が進められています。
承認までの主なスケジュール
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2019年7月 | 日本で製造販売承認申請 |
| 2019年9月 | 米国FDAが承認 |
| 2019年12月 | 国内販売提携契約を締結 |
| 2020年3月 | カナダで承認 |
| 2020年4月 | EU(欧州連合)で承認 |
| 2020年6月29日 | 日本で製造販売承認取得 |
| 2021年2月5日 | 日本国内で販売開始 |
PIONEER試験で証明されたリベルサスの有効性と安全性データ
リベルサスの承認を支えたPIONEER(パイオニア)プログラムは、全10試験からなる大規模な臨床開発プログラムです。2型糖尿病患者9,543人が参加し、経口セマグルチドの血糖改善効果と体重減少効果が確認されました。
PIONEERプログラムの全体像
PIONEERプログラムには10の臨床試験が含まれ、それぞれ異なる条件下でリベルサスの効果を検証しています。単独療法から他剤との併用療法、心血管アウトカム評価まで、多角的に有効性と安全性が検討されました。
10試験のうち2つは、日本人2型糖尿病患者を対象とした国内試験(PIONEER 9およびPIONEER 10)です。日本人特有の体格や代謝の特徴を踏まえたデータが収集され、日本での承認判断に大きく貢献しました。
日本人を対象としたPIONEER 9・10の試験結果
PIONEER 9は日本人2型糖尿病患者に対する単独療法の試験で、リベルサス7mg投与群では26週後にHbA1c(血糖の指標)が1.6%低下しました。比較対象のリラグルチド0.9mg(注射薬)の1.4%低下を上回る成績です。
PIONEER 10では他の経口血糖降下薬との併用療法が評価され、リベルサス7mg群のHbA1c低下量は26週後に1.7%でした。デュラグルチド0.75mg(週1回注射)の1.5%と比べても遜色のない結果が示されています。
日本人対象の主な臨床試験結果
| 試験名 | 投与方法 | HbA1c低下(26週) |
|---|---|---|
| PIONEER 9(7mg) | 単独療法 | -1.6% |
| PIONEER 9(14mg) | 単独療法 | -1.8% |
| PIONEER 10(7mg) | 併用療法 | -1.7% |
| PIONEER 10(14mg) | 併用療法 | -2.0% |
安全性についてわかったこと
PIONEERプログラム全体を通じて、リベルサスの安全性は従来のGLP-1受容体作動薬と同様の傾向が確認されました。報告頻度が高かった副作用は、吐き気や下痢といった消化器症状です。
心血管安全性についてはPIONEER 6で評価が行われ、主要心血管イベント(心筋梗塞・脳卒中・心血管死亡)のリスクが経口セマグルチドによって増加しないことが示されました。心臓への悪影響を心配される方にとっても、安心材料の一つといえるでしょう。
2021年2月に日本で販売開始|リベルサス発売の背景にあった2つの要因
リベルサスは2021年2月5日に日本国内で発売されました。承認取得から約8カ月後の発売となった背景には、ノボ ノルディスク ファーマとMSDの販売提携体制の構築、そして注射から経口薬へという患者ニーズの高まりがありました。
ノボ ノルディスク ファーマとMSDの販売提携
リベルサスの製造販売元はノボ ノルディスク ファーマですが、日本国内ではMSD株式会社と販売提携契約を結んでいます。2019年12月に両社が契約を締結し、共同で医療機関への情報提供活動を行う体制が整いました。
ノボ ノルディスクは糖尿病領域で長い歴史を持つデンマークの製薬企業で、インスリン製剤やGLP-1製剤の開発で世界をリードしています。一方、MSDは幅広い治療領域に強い営業基盤を持ち、両社の連携によって効率的な市場導入が実現しました。
「注射が苦手」という患者の声に応えた経口薬
GLP-1受容体作動薬の高い血糖改善効果は広く認められていたものの、注射剤であることが治療開始のハードルになるケースは少なくありませんでした。とくに針に対する恐怖心がある患者や、毎日あるいは毎週の自己注射を負担に感じる方にとって、飲み薬の登場は待ち望まれていたのです。
リベルサスの発売は、GLP-1受容体作動薬の恩恵を注射なしで受けたいという患者の声に応えるものでした。1日1回の服用で済む手軽さも、日常生活における治療の継続を後押しする要因になっています。
投与制限期間を経て長期処方が可能に
新薬が発売された直後は、安全性をモニタリングするために14日間の投与制限が設けられるのが一般的です。リベルサスも同様に発売当初は14日分までしか処方できませんでした。
2021年12月1日にこの投与制限が解除され、長期処方が可能になりました。長期処方への移行によって、通院の頻度を抑えながら治療を続けたいという患者の希望にも対応できるようになっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2021年2月5日 |
| 投与制限解除日 | 2021年12月1日 |
| 販売提携契約締結 | 2019年12月9日 |
| 共同販売体制 | ノボ ノルディスク ファーマ+MSD |
SNACテクノロジーが実現したGLP-1経口薬の技術的ブレイクスルー
リベルサスの経口化を支えた最大の鍵は、SNAC(サルカプロザートナトリウム)という吸収促進剤の配合技術です。ペプチド製剤の経口化は長年の課題でしたが、SNACがその壁を打ち破りました。
ペプチド製剤を飲み薬にするのはなぜ難しかったのか
GLP-1受容体作動薬はペプチド(アミノ酸がつながった分子)であり、分子量が約4,000と比較的大きいのが特徴です。口から飲んだ場合、胃酸やペプシンなどの消化酵素によってすぐに分解されてしまいます。
さらに、ペプチドは腸管の上皮細胞を透過しにくいため、仮に分解を免れたとしても体内に吸収される量はごくわずかでした。こうした理由から、ペプチド製剤の経口化は「実現不可能に近い」とすら考えられていた時代もあります。
SNACが胃の中でセマグルチドを守る仕組み
SNACはセマグルチドと結合することで、胃の中で酵素による分解からセマグルチドを保護します。加えて、SNACは胃粘膜の局所的なpHを一時的に上昇させ、セマグルチドが安定した状態で胃壁から吸収されやすい環境を整えるのです。
- ペプシン(胃の消化酵素)からの保護
- 局所的なpH緩衝作用で胃粘膜からの吸収を促進
- セマグルチドの安定化による生体利用率の向上
経口化がもたらした治療選択肢の広がり
SNACの技術によって経口GLP-1受容体作動薬が実現したことは、糖尿病治療の選択肢を大きく広げました。注射に抵抗がある患者だけでなく、訪問看護や介護施設での管理が難しいケースでも、飲み薬であれば導入しやすいというメリットがあります。
リベルサスの成功は、今後のペプチド製剤の経口化研究にも大きな影響を与えています。セマグルチド以外のペプチド薬にも同様のアプローチが応用される可能性があり、製薬業界全体にとっても注目すべき技術革新といえるでしょう。
海外でのリベルサス承認状況と日本の承認スケジュールを比較する
リベルサスは米国を皮切りに、カナダ、EU、日本と各国で順次承認を取得してきました。日本の承認は米国から約9カ月遅れでしたが、グローバルな臨床データを基盤としたスムーズな審査が行われました。
米国FDAが2019年9月に世界初の承認を出した
リベルサス(米国での販売名もRybelsus)が世界で初めて承認されたのは、2019年9月の米国FDAによる決定です。成人2型糖尿病患者を対象とした血糖コントロール改善薬として、7mgと14mgの2用量が治療量として認められました。
FDAの承認はPIONEERプログラム全体のデータに基づいており、シタグリプチン(DPP-4阻害薬)やエンパグリフロジン(SGLT2阻害薬)と比較しても優れた血糖降下作用と、体重減少効果が認められたことが決め手となっています。
カナダ・EUでも2020年に相次いで承認された
米国に続き、カナダでは2020年3月、EU(欧州連合)では2020年4月にリベルサスの承認が下りました。いずれもPIONEERプログラムの臨床データに基づく審査を経ての判断です。
欧州ではEMA(欧州医薬品庁)が審査を担当し、経口GLP-1受容体作動薬という新規性の高い製剤に対して、広範な安全性データの提出が求められました。それでもスムーズに承認に至ったのは、PIONEERプログラムの質の高さを裏づけています。
日本での審査は海外データと国内データの両面から行われた
日本ではPMDA(医薬品医療機器総合機構)が審査を担当しました。海外のグローバルデータに加え、日本人患者を対象としたPIONEER 9とPIONEER 10のデータが審査資料として提出されています。
日本人のデータが含まれていたことは、審査の迅速化に寄与しただけでなく、日本人患者に対する有効性と安全性を直接的に証明する材料となりました。海外先行の新薬では日本人データの有無が承認のスピードに影響するため、早期から国内試験を組み込んだノボ ノルディスク社の戦略は的確だったといえます。
各国の承認スケジュール比較
| 国・地域 | 承認時期 | 審査機関 |
|---|---|---|
| 米国 | 2019年9月 | FDA |
| カナダ | 2020年3月 | Health Canada |
| EU | 2020年4月 | EMA |
| 日本 | 2020年6月 | PMDA |
リベルサスを服用するうえで知っておきたい注意点と正しい飲み方
リベルサスは効果を十分に発揮させるために、独特な服用ルールがあります。飲み方を間違えると吸収率が大幅に下がる場合もあるため、正しい知識を持って服用することが大切です。
朝の空腹時に飲むのが鉄則
リベルサスは1日のうち、朝起きて最初の飲食をする前、空腹の状態で服用します。コップ約半分(120mL以下)の水で飲み、服用後少なくとも30分は飲食も他の薬の服用も控える必要があります。
- 1日の最初の飲食前に空腹状態で服用する
- 水は約120mL(コップ半分)以下にする
- 服用後30分は飲食・他の薬の服用を避ける
- 錠剤を割ったり噛んだりしない
飲み忘れた場合はその日の服用をスキップする
服用を忘れた場合は、その日の分は飲まずに翌日の通常の時間に服用するのがルールです。飲み忘れたからといって2回分をまとめて飲むことは絶対に避けてください。
服用の継続性を保つためには、毎朝の起床後すぐに飲む習慣をつけるのが効果的です。目覚まし時計やスマートフォンのアラーム機能を活用して、飲み忘れを防ぐ工夫をしている方も多いようです。
主な副作用と注意が必要な症状
リベルサスでもっとも多く報告されている副作用は、吐き気や下痢、便秘といった消化器症状です。これらの症状は服用初期や増量時に出やすく、多くの場合は時間の経過とともに落ち着いていきます。
まれに急性膵炎(激しい腹痛や嘔吐を伴う)が報告されているため、持続的な強い腹痛が出た場合はすぐに医師に相談してください。また、甲状腺に関する異常が認められた場合にも、速やかに専門医の診察を受けることが推奨されています。
リベルサスの主な副作用
| 副作用の種類 | 症状 | 頻度 |
|---|---|---|
| 消化器症状 | 吐き気・下痢・便秘 | 比較的多い |
| 食欲低下 | 食欲の減退 | やや多い |
| めまい | 浮動性めまい | まれ |
| 急性膵炎 | 激しい腹痛・嘔吐 | まれ |
よくある質問
リベルサスはいつ日本で承認されたのか?
リベルサスは2020年6月29日に、厚生労働省から2型糖尿病を効能・効果とする製造販売承認を取得しました。承認申請が出されたのは2019年7月で、審査期間は約1年です。
承認後は薬価収載の手続きを経て、2021年2月5日に日本国内で販売が開始されました。世界で初めて飲み薬として実現したGLP-1受容体作動薬として、国内外から注目を集めた承認でした。
リベルサスの承認に使われた臨床試験はどのようなものか?
リベルサスの承認はPIONEERプログラムと呼ばれるグローバル臨床開発プログラムのデータに基づいています。全10試験に9,543人の成人2型糖尿病患者が参加し、そのうち日本人は1,293人が含まれていました。
日本人を対象としたPIONEER 9(単独療法)とPIONEER 10(併用療法)の試験結果が、日本での承認の決め手となりました。いずれの試験でも、リベルサスは既存の注射薬と同程度かそれ以上のHbA1c低下効果を示しています。
リベルサスが飲み薬として実現できた理由は何か?
リベルサスの有効成分セマグルチドは本来、胃の消化酵素で分解されてしまうペプチド製剤です。飲み薬としての実現を可能にしたのは、SNAC(サルカプロザートナトリウム)という吸収促進剤の配合です。
SNACがセマグルチドを酵素分解から守り、胃粘膜のpHを局所的に調整して吸収を促す仕組みにより、経口投与でも十分な薬効が得られるようになりました。この技術はペプチド製剤の経口化における画期的な成果として評価されています。
リベルサスは海外ではいつ承認されたのか?
リベルサスが世界で最初に承認されたのは2019年9月、米国のFDA(食品医薬品局)による決定です。その後、2020年3月にカナダ、2020年4月にEU(欧州連合)でも相次いで承認されました。
日本での承認は2020年6月で、米国から約9カ月遅れでの取得となっています。グローバル臨床試験に日本人患者が当初から参加していたことで、比較的スムーズに国内承認が進んだケースといえます。
リベルサスを製造・販売しているのはどの製薬会社か?
リベルサスの製造販売元は、デンマークに本社を置くノボ ノルディスク ファーマ株式会社です。糖尿病治療薬やインスリン製剤の開発で世界的に知られている企業で、GLP-1受容体作動薬の分野でも高い技術力を持っています。
日本国内ではMSD株式会社と販売提携契約を結び、両社が共同で医療機関への情報提供活動を行っています。この提携契約は2019年12月に締結されました。
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