ウゴービの処方条件とは?BMI基準や対象となる疾患を分かりやすく解説

ウゴービの処方条件とは?BMI基準や対象となる疾患を分かりやすく解説

ウゴービ(セマグルチド)は、日本で初めて肥満症治療薬として承認されたGLP-1受容体作動薬です。「自分は処方してもらえるの?」と気になっている方も多いでしょう。

結論から言えば、ウゴービの処方を受けるにはBMIの数値に加えて、高血圧や2型糖尿病などの健康障害があること、さらに食事療法と運動療法を半年以上続けても効果が不十分であることが求められます。

この記事では、肥満症の診療に長年携わってきた経験をもとに、ウゴービの処方条件をBMI基準・対象疾患・施設条件の3つの軸でやさしく解説していきます。

目次 Outline

ウゴービとは?肥満症治療薬として承認された注射薬の基本を押さえよう

ウゴービは、週1回の皮下注射で食欲をおだやかに抑え、体重減少をうながすGLP-1受容体作動薬です。2023年3月に厚生労働省の承認を受け、2024年2月から日本で発売が始まりました。

GLP-1受容体作動薬とは、食欲と血糖値をコントロールするホルモン薬

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とは、もともと私たちの小腸から分泌されるホルモンの1つです。食事をとると分泌が増え、脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑えたり、膵臓に作用してインスリンの分泌を調整したりする役割を担っています。

ウゴービの有効成分であるセマグルチドは、このGLP-1の作用を長時間持続させるよう改良された薬剤です。1週間に1回、おなかや太ももに自己注射するだけで効果が続くため、毎日の服薬が負担に感じる方にも取り入れやすい治療法といえるでしょう。

臨床試験STEP6で確認された、東アジア人に対する減量効果

ウゴービの効果を裏づける大規模な臨床試験として、日本人と韓国人を対象にしたSTEP6試験があります。この試験では、68週間にわたりウゴービ2.4mgを使用した群の体重が平均13.2%減少したと報告されました。

STEP6試験の主な結果

投与群体重減少率5%以上減少達成
ウゴービ2.4mg-13.2%83%
ウゴービ1.7mg-9.6%72%
プラセボ-2.1%21%

ウゴービは美容目的では使えない「医療用の肥満症治療薬」

SNSやインターネット上で「やせ薬」として話題になることもありますが、ウゴービはあくまで肥満症という疾患を治療するための医薬品です。美容やダイエット目的での使用は想定されておらず、日本糖尿病学会も適応外使用に対して注意を呼びかけています。

処方を受けるためには医師による診断が必要であり、一定のBMI基準と健康障害の有無が条件になります。次の見出しからは、具体的な処方条件を1つずつ確認していきましょう。

ウゴービ処方に必要なBMI基準は?27以上と35以上の2つのパターンがある

ウゴービの処方条件でまず確認すべきなのはBMIの値です。BMI35以上ならシンプルな条件で対象になりますが、BMI27以上35未満の場合は複数の健康障害を有していることが追加で求められます。

BMI35以上の高度肥満に該当する方は比較的シンプルな条件

BMI35以上は、日本肥満学会の分類で「高度肥満」に該当します。この区分に当てはまる場合、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれか1つ以上を有していれば、ウゴービの処方対象となる可能性があります。

たとえば身長160cmで体重約90kg以上、身長170cmで約101kg以上がBMI35の目安です。日常生活での体の重さや息切れを感じている方は、一度ご自身のBMIを計算してみることをおすすめします。

BMI27以上35未満の方は、肥満に関連する健康障害が2つ以上必要

BMI27以上35未満の場合は、条件がもう少し厳しくなります。高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかに加え、肥満に関連する健康障害のリストから合計2つ以上を満たさなければなりません。

身長160cmならおよそ69kg以上、身長170cmならおよそ78kg以上がBMI27の目安です。「自分は高度肥満ではないから対象外では?」と思われる方も少なくありませんが、健康障害を複数抱えている場合は対象に含まれることがあります。

BMIの計算式と肥満度の目安を確認しよう

BMIは「体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)」で求められる体格指数です。日本では25以上が「肥満」と定義されていますが、ウゴービの処方対象はさらに高いBMI27以上からとなります。

BMI値分類ウゴービ対象
18.5未満低体重対象外
18.5〜25未満普通体重対象外
25〜27未満肥満(1度)対象外
27〜35未満肥満(1〜3度)条件付き対象
35以上高度肥満対象

ウゴービの処方対象となる肥満関連の健康障害は11項目もある

ウゴービの処方条件に関わる「肥満に関連する健康障害」は全部で11項目あり、そのうち高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれか1つは必須です。残りの項目も含めて合計2つ以上を満たす必要があります。

必須となる3つの疾患|高血圧・脂質異常症・2型糖尿病

ウゴービの処方条件で見落とされがちなのが、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病の「いずれか1つ以上の診断」が必須という点です。BMI基準を満たしていても、この3つのどれにも該当しない場合は対象外となります。

たとえばBMI36の高度肥満であっても、血圧も血糖値もコレステロール値も正常範囲内なら、現行の基準では処方を受けることはできません。定期的な健康診断の結果を改めて確認してみてください。

見落としやすい健康障害|睡眠時無呼吸や月経異常も含まれる

11項目の健康障害には、耐糖能障害や高尿酸血症・痛風のほかに、閉塞性睡眠時無呼吸症候群や月経異常・女性不妊も含まれています。肥満との関係が深いとわかっていても、ご自身がこれらの症状を持っていると気づいていないケースも珍しくありません。

ウゴービ処方に関わる11項目の健康障害

番号健康障害備考
1耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常)必須3項目
2脂質異常症必須3項目
3高血圧必須3項目
4高尿酸血症・痛風追加項目
5冠動脈疾患追加項目
6脳梗塞・一過性脳虚血発作追加項目
7非アルコール性脂肪性肝疾患追加項目
8月経異常・女性不妊追加項目
9閉塞性睡眠時無呼吸症候群追加項目
10肥満低換気症候群追加項目
11運動器疾患(変形性関節症など)追加項目

自分が対象になるか判断がつかないときは、肥満外来への相談が近道

「健康障害が2つ以上あるかどうかわからない」という方は、肥満外来や糖尿病・内分泌内科のある医療機関に相談してみましょう。血液検査や画像検査の結果から、自分では気づかなかった健康障害が見つかるケースも少なくありません。

とくに睡眠時無呼吸症候群は、いびきや日中の強い眠気といった症状があるにもかかわらず未診断のままという方が多い疾患です。心当たりのある方は、ウゴービの処方条件を満たすかどうかの確認も兼ねて一度受診してみることをおすすめします。

薬だけではダメ?ウゴービ処方前に半年以上の食事療法と運動療法が求められる

ウゴービは「薬さえ使えばやせられる」というものではありません。処方を受けるためには、食事療法と運動療法を半年以上しっかり実施したうえで、なお十分な体重減少が得られなかったという経過が必要です。

6か月間の食事指導と運動指導を経てはじめて処方が検討される

厚生労働省のガイドラインでは、ウゴービの投与開始前に少なくとも6か月間、管理栄養士による栄養指導と医師による運動指導を受けることが定められています。初診の月から数えて7か月目以降に処方開始となるのが一般的な流れです。

この期間中に生活習慣の見直しに取り組み、それでも目標体重に届かなかった場合にはじめてウゴービが選択肢に入ります。すぐに薬がほしいと思う気持ちはよくわかりますが、焦らず準備期間を活かすことが治療成功への大切な土台になるでしょう。

途中で通院や栄養指導が途切れると、再び半年のカウントがやり直しになる

注意が必要なのは、準備期間中に通院や栄養士との面談を欠席してしまうと、カウントがリセットされてしまう点です。もう一度半年間の準備期間をやり直すことになるため、毎月の受診スケジュールをしっかり管理してください。

オンラインでの栄養指導に対応している医療機関もありますので、仕事や家事で通院が難しい月がある場合は、事前に主治医に相談しておくと安心です。

投与開始後も2か月に1回以上の栄養指導が継続される

ウゴービの処方が始まってからも、2か月ごとに管理栄養士との面談が義務づけられています。薬の力だけに頼るのではなく、食習慣の改善と運動を並行して続けることで、より安定した減量効果が期待できます。

毎月の受診時には血液検査も行われ、副作用の有無や体重変化を医師が丁寧にモニタリングします。この継続的なフォロー体制が、安全にウゴービを使い続けるうえで大きな支えになるはずです。

  • 初診から投与開始まで:約7か月(6か月以上の準備期間)
  • 投与中の栄養指導:2か月に1回以上
  • 投与中の通院頻度:原則毎月(血液検査含む)
  • 用量の段階的増量:5段階で約5か月かけて増やす

ウゴービを処方できる医療機関の施設条件はかなり限定されている

ウゴービの処方は、どの病院やクリニックでも受けられるわけではありません。厚生労働省が定めた施設基準を満たす医療機関でのみ取り扱いが認められており、現時点では大学病院などの大規模施設が中心です。

学会認定の専門医が常勤し、教育研修施設として認定された医療機関が対象

ウゴービの処方が認められるのは、日本糖尿病学会・日本内分泌学会・日本循環器学会のいずれかの専門医が常勤しており、かつ各学会から教育研修施設として認定された医療機関に限られます。

一般的な内科クリニックや個人経営の診療所では、専門医は在籍していても教育研修施設の認定を受けていないケースが大半です。そのため、多くのクリニックでは現状ウゴービを処方することができません。

施設条件を満たすクリニックも少しずつ増え始めている

発売当初は処方できる施設が極めて限られていましたが、一部のクリニックでは教育研修施設の認定を新たに取得し、処方を開始するところも出てきています。お住まいの地域で対応可能な医療機関を探すには、各学会の施設検索ページが参考になるでしょう。

ウゴービの処方に関わる施設条件まとめ

条件項目内容
常勤専門医糖尿病学会・内分泌学会・循環器学会の専門医
施設認定上記学会の教育研修施設
栄養指導体制管理栄養士による定期的な指導が可能
検査体制毎月の採血・定期的な画像検査が実施可能

まずは近くの肥満外来で相談し、必要なら大きな病院を紹介してもらう方法もある

「自宅の近くに処方できる施設がない」という場合でも、まずはかかりつけ医や近隣の肥満外来を受診してください。BMIや健康障害の評価を行ったうえで、ウゴービを処方できる医療機関への紹介状を書いてもらうという流れが現実的な選択肢です。

遠方の大学病院に通い続けるのは大変ですが、処方開始後は2週間おきの通院が必要な時期もあるため、通院のしやすさも含めて主治医と相談しながら計画を立てましょう。

ウゴービの投与スケジュールと副作用|段階的に量を増やしていく理由

ウゴービは最初から高い用量を使うのではなく、体が薬に慣れるよう5段階で用量を上げていきます。この段階的増量のしくみと、知っておきたい副作用について説明します。

0.25mgからスタートし、約5か月かけて維持量の2.4mgまで増やす

投与は0.25mgから始まり、4週間ごとに0.5mg、1.0mg、1.7mgと増量し、約5か月かけて維持量の2.4mgに到達します。胃腸への負担を最小限にしながら効果を引き出すための工夫であり、途中で副作用が強く出た場合には増量のペースを遅らせることも可能です。

「早くやせたい」という気持ちから用量を急に上げたいと考える方もいるかもしれませんが、安全に治療を続けるためには医師の指示に従ったペースを守ることが大切です。

胃腸の不快感が出やすいが、多くは軽度から中等度にとどまる

ウゴービの代表的な副作用は吐き気・下痢・便秘などの胃腸症状です。STEP6試験では、ウゴービ2.4mg群の約59%に胃腸障害が報告されましたが、その多くは軽度から中等度であり、時間の経過とともに軽減する傾向がみられました。

とくに増量のタイミングで症状が出やすいため、食事の量を少なめにする、脂っこいものを控えるなどの工夫が効果的です。症状がつらい場合は、遠慮なく主治医に伝えてください。

投与を中止するとリバウンドしやすい|継続治療が減量維持のカギになる

STEP1試験の延長研究では、ウゴービの投与を中止した後1年間で、減量分のおよそ3分の2が戻ってしまったことが報告されています。肥満は慢性疾患であるため、薬をやめれば体重が元に戻りやすいのは自然なことです。

投与期間は1種類の薬剤で連続68〜72週(約1年4か月)が上限とされていますが、その後の治療方針は個々の状態に応じて医師が判断します。治療中に身につけた食習慣や運動習慣を維持することが、リバウンドを防ぐうえで何よりの財産になるはずです。

副作用発現率(2.4mg群)程度
胃腸障害全体約59%軽度〜中等度が大半
吐き気多い増量期に出やすい
下痢やや多い時間とともに軽快
便秘やや多い水分摂取で改善しやすい

ウゴービの処方条件を満たしたら、実際に治療を受けるまでの流れはこうなる

処方条件を満たしたとわかっても、「具体的にどう動けばいいの?」と迷う方は多いものです。受診から投与開始までの一般的な流れを、時系列に沿って整理します。

初診では血液検査・身体計測・問診で処方対象かどうかを丁寧に確認する

最初の受診では、BMIの算出に加えて血液検査(血糖値・HbA1c・コレステロール・中性脂肪・尿酸値など)や血圧測定を行い、肥満に関連する健康障害の有無を洗い出します。過去のダイエット歴や現在の食生活、運動習慣についても詳しくヒアリングされるでしょう。

  • BMIと腹囲の測定
  • 血液検査(血糖・脂質・肝機能・腎機能・尿酸など)
  • 血圧測定
  • 既往歴・家族歴の確認

準備期間の6か月間は食事と運動に取り組みながら月1回通院する

処方対象と判断されたら、6か月間の準備期間に入ります。管理栄養士と一緒に食事内容を見直し、週150〜300分を目安に有酸素運動を取り入れる生活を続けます。毎月の通院時には体重と血液データの変化をチェックし、目標に近づいているかを確認していきます。

この期間は「薬をもらえない待ち時間」ではなく、体の土台を整える大事な投資期間です。食事記録をつけたり、管理栄養士にレシピの相談をしたりしながら、無理なく続けられる食習慣を見つけましょう。

投与開始後は自己注射の指導を受け、段階的に用量を上げていく

6か月間の準備期間を終えて十分な効果が得られなかった場合、いよいよウゴービの投与が始まります。初回は医療スタッフの指導のもとで注射の打ち方を練習し、自宅で週1回セルフ注射を行う形に移行します。

投与開始後も毎月の通院と血液検査は続き、副作用のモニタリングや用量の調整が行われます。困ったことがあればそのつど主治医に相談できる体制が整っていますので、安心して治療に取り組んでください。

よくある質問

ウゴービはBMI25でも処方してもらえますか?

現行の基準では、BMI25のみではウゴービの処方対象にはなりません。処方にはBMI27以上(健康障害2つ以上)またはBMI35以上(高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有する)という条件があります。

BMI25の段階でも肥満に関連する健康上の問題を感じている場合は、まず医療機関で相談してみてください。食事療法や運動療法の指導を受けながら、別の治療法を検討することも可能です。

ウゴービは糖尿病がなくても使える薬ですか?

はい、ウゴービは2型糖尿病がない方でも使用できます。もともとGLP-1受容体作動薬は糖尿病治療薬として開発されましたが、ウゴービは「肥満症」そのものを適応疾患としているため、糖尿病の診断がなくても処方の対象になります。

ただし、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のうち少なくとも1つの診断があることは必須条件です。糖尿病がない場合は、高血圧か脂質異常症のいずれかを有している必要があります。

ウゴービの副作用として多い症状にはどのようなものがありますか?

ウゴービの副作用で報告が多いのは、吐き気・下痢・便秘といった胃腸に関する症状です。臨床試験では投与群の約59%に胃腸障害が認められましたが、そのほとんどは軽度から中等度であり、時間の経過とともに落ち着いていく傾向があります。

とくに用量を増やすタイミングで症状が出やすいため、食事の量を調整したり脂肪分の多い食事を控えたりするとよいでしょう。症状が長引く場合や日常生活に支障がある場合は、主治医に相談することで用量の調整も検討してもらえます。

ウゴービの投与をやめた後に体重は元に戻りますか?

臨床試験のデータでは、ウゴービの投与を中止した後1年間でおよそ3分の2の体重が戻ったと報告されています。肥満は慢性疾患であり、薬を中止すると食欲を抑えていたホルモンの作用がなくなるため、体重が増えやすくなるのは自然な反応です。

そのため、投与中に身につけた食事や運動の習慣を治療終了後も続けることが非常に大切です。主治医と相談しながら、長期的な体重管理の計画を立てておくと安心でしょう。

ウゴービはどの病院でも処方してもらえますか?

いいえ、ウゴービを処方できる医療機関は限られています。厚生労働省が定めた施設基準を満たす必要があり、具体的には日本糖尿病学会・日本内分泌学会・日本循環器学会のいずれかの専門医が常勤し、教育研修施設として認定された医療機関のみが対象です。

現状では大学病院や総合病院が中心となっていますが、一部のクリニックでも処方を開始しているところがあります。まずはお近くの肥満外来や糖尿病内科を受診し、対応可能な施設を紹介してもらうのが確実な方法です。

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この記事を書いた人 Wrote this article

大木 沙織 大木皮ふ科クリニック 副院長

皮膚科医/内科専門医/公認心理師 略歴:順天堂大学医学部を卒業後に済生会川口総合病院、三井記念病院で研修。国際医療福祉大学病院を経て当院副院長へ就任。 所属:日本内科学会