髪のボリュームが以前より減ってきた、頭頂部や生え際が気になってきたと感じる方は多いのではないでしょうか。

はげの治療方法は複数あり、どの治療に取り組むかや病院の選び方などに戸惑うケースも見受けられます。

本記事では、はげの症状が起こる原因と治療法、治療薬や通院期間の考え方をまとめました。

目次

薄毛・はげが起こるメカニズム

髪が細くなったり抜け毛が増えたりする背景には、複数の要因があります。原因を知ると、自分の状態にあった取り組みを見いだしやすくなります。

医療機関で相談する際も、基礎知識をある程度持っているとスムーズです。

髪の成長サイクル

髪には成長期・退行期・休止期と呼ばれる周期があります。正常な状態なら、髪は一定の期間をかけて伸びて自然に抜け落ち、新しい髪へ生え変わります。

成長期が十分に保たれることで健康な髪が育ちますが、何らかの影響で周期が乱れると次のような変化が起こります。

  • 髪が太く長く成長しにくくなる
  • 頭皮の血流が低下して栄養が行き届かない
  • 抜け毛が増えて髪が薄くなる

髪の成長サイクルの概要

サイクル内容
成長期髪が太く長く育つ期間。数年にわたって成長を続ける
退行期成長が止まり、毛根が徐々に縮小していく時期
休止期成長を終えた髪が抜け落ち、新たな毛が生えてくる期間

遺伝要因やホルモンバランスの変化、ストレスなどがこの周期を乱し、はげや薄毛へ進行しやすくなります。

男性型脱毛症(AGA)の要因

男性に多く見られるはげの症状としては、男性ホルモン(テストステロン)の代謝物質であるジヒドロテストステロン(DHT)が深く関わっています。

DHTは毛根を弱らせ、髪の成長期を短くします。

前頭部や頭頂部から薄くなっていく特徴があり、遺伝的な要素も強く、早めのケアが重要です。

  • 前頭部がM字型に薄くなる
  • 頭頂部から薄毛が進行する
  • 生え際が後退して額が広くなる

女性に多い薄毛の特徴

女性の薄毛は男性とは異なるパターンをたどる場合があります。

加齢やホルモンバランスの乱れ、更年期などの影響で全体的に髪が細くなり、分け目から地肌が見えやすくなる方が多いです。

また、産後のホルモンの急激な変化によって一時的に抜け毛が増えるときもあります。

女性によくみられる薄毛の要因

要因特徴
ホルモンバランス更年期や出産後の女性ホルモンの急激な変動が影響する
加齢髪が細くなる、コシやハリが失われやすくなる
過度なダイエット栄養不足により髪への栄養供給が低下する
ストレス自律神経の乱れが頭皮環境に影響して抜け毛につながる

女性の方が男性よりも自覚しにくい傾向もあり、気づいた時には薄毛がかなり進行しているケースが珍しくありません。

気になる兆候を早めに察知し、はげの治療に取り組むと対策がしやすくなります。

はげの治療方法の分類

はげの治療には、内服薬や外用薬などの薬物療法、頭皮への注入治療、植毛などさまざまな方法があります。

何を優先して取り組むかは状態によって異なるため、医療機関で診察を受けて適切な治療メニューを選ぶことが大切です。

内服薬による治療

男性型脱毛症に対しては内服薬がよく用いられます。フィナステリドやデュタステリドなど、男性ホルモン由来の影響を抑える薬が代表的です。

薬を飲み続けると、抜け毛の抑制や髪のボリュームの回復が期待できます。

主な特徴は以下のとおりです。

  • DHTの生成を抑える
  • 抜け毛を減らして髪の成長期を維持する
  • 長期の服用が必要になるケースが多い

内服薬のメリットと注意点

項目メリット注意点
効きやすさAGAの原因であるDHT抑制につながるので効果が期待できる個人差があり、効き目が出るまで数か月かかることがある
服用方法毎日決まった時間に1回飲むだけでよい医師の処方が必要であり、副作用の有無をチェックしながら継続する必要
費用面長期服用を前提とすると月額費用が一定に収まることが多い保険適用外のため、クリニックごとに金額設定が異なる

外用薬と育毛剤の特徴

外用薬としては、ミノキシジルを含んだローションなどが代表例です。

市販の育毛剤とは異なる成分濃度の場合もあり、クリニックで処方される外用薬の方が効果を期待しやすいと考えられています。

塗布するタイミングや量を守るのが大切で、頭皮に直接有効成分を届けて発毛を促す役割を果たします。

  • ミノキシジル外用薬は血流を促進する
  • 使い続けることで徐々に髪が太くなってくる
  • 肌トラブルが生じた場合は医師と相談

メソセラピーや注入治療

頭皮に育毛成分や発毛を促す成分を直接注入する治療は、メソセラピーと呼ばれます。

薬物療法だけでは改善が緩やかな方に併用されるケースがあり、個々の症状に合わせた薬剤をカスタマイズして注入する仕組みです。

複数回の治療を継続し、髪の改善をめざします。

  • 頭皮に直接働きかける
  • 成長因子やビタミン、血流促進成分などを注入
  • 薬との併用で相乗効果を期待することが多い

植毛手術の基本

自毛植毛と人工毛植毛がありますが、現在は自毛植毛が主流となっています。後頭部や側頭部など、比較的毛が残っている部分から毛根ごと髪を採取し、薄毛部分へ移植する方法です。

移植後は自分の髪として成長する特徴があり、一度定着すれば長期的な効果をめざせます。

ただし、外科的な施術が必要となるため、ダウンタイムの考慮やリスク・費用も踏まえた上で決断すると良いでしょう。

  • 後頭部の毛根を薄毛部分へ移植
  • 定着すれば長期的に髪が生える
  • 外科的手術のため、手術費用が高額になる傾向

代表的な治療方法の特徴比較

治療方法効果の出方長期継続の必要性施術・服用のハードル費用帯
内服薬徐々に改善高い服用だけなので低い月額1,0000円前後~
外用薬緩やかに改善高い1日2回程度の塗布月額5,000円前後~
メソセラピー人によって差がある中~高注射や施術が必要数万円/回~
植毛手術しっかりした変化手術が必要数十万円~

はげに用いる治療薬の種類と特徴

はげの治療薬には、男性ホルモンを抑制する内服薬や血行を促進する外用薬、さまざまなサプリメントなどがあります。

医師の診察を受けると、症状にあった処方薬を選ぶことで効率的にケアしやすくなります。

フィナステリドとデュタステリド

男性型脱毛症の治療で中心的役割を果たすのが、フィナステリドとデュタステリドです。

これらの薬はDHTの生成を抑え、ヘアサイクルを整えるのを目的としています。

違いとしては、フィナステリドが主に1種類の酵素を阻害するのに対して、デュタステリドは2種類の酵素を阻害する特徴があります。

  • 抜け毛の進行を抑制
  • 毛根を保護して髪の成長をサポート
  • 効果を感じ始めるまで少なくとも3か月以上かかることが多い

ミノキシジルを含む外用薬

はげの治療薬には、頭皮に直接塗布するタイプの外用薬もあります。ミノキシジルは血行を促進し、毛包に必要な栄養を届けやすくする成分です。

内服薬と併用すると、より幅広い働きかけができる可能性があります。

ただし、頭皮のかゆみや赤みなどの副作用を感じる場合があるので、異常を感じたら医師に相談してください。

クリニックで処方される薬剤の特徴

はげの治療を行う病院やクリニックでは、内服薬や外用薬の他にも頭皮の状態に応じたビタミン剤やサプリメントを処方する場合があります。

血流改善や頭皮の炎症を抑える薬など、総合的にケアを進めるための薬を用意しているところが多いです。

市販品と比べて医薬品としての効果や成分濃度が異なる場合があるので、医師の診断を受けると安心です。

クリニック処方薬のメリット

  • 医師が直接処方するため症状に合った治療計画を立てやすい
  • 成分や用量が明確で、副作用への対処も迅速
  • 自宅での服用や塗布がメインのため、通院の負担が比較的軽い

はげの治療期間の考え方

はげを改善したいと考える場合、ある程度の期間を見据えて取り組む意識が必要です。

一度の受診や少しの服薬では目覚ましい変化が得られにくく、治療開始から数か月単位で効果を評価するのが一般的です。

治療を継続する重要性

髪の成長サイクルには時間がかかります。頭皮環境が整ってから髪が太くなるまでには個人差があるものの、3~6か月程度がひとつの目安です。

治療を途中で断念すると、症状が再び進行する可能性も高いため、継続が大切になります。

治療を継続するうえで意識したいポイント

意識したい点内容
定期的な通院効果の経過を医師と共有し、薬や施術を適切にアップデートする
モチベーションの維持すぐに効果が出なくても焦らず、長期スパンで取り組む
生活習慣の見直し治療効果を高めるために睡眠や食生活に配慮する

AGA治療にかかる期間

男性型脱毛症の治療期間は、早い方であれば3か月程度で抜け毛の減少を感じる場合があります。

しかし、実際に髪がしっかりと増えた感覚を得るには、6か月から1年ほど継続するのが一般的です。

治療を始める年齢や進行度合いによっては1年以上の長期治療が望まれるケースもあり、その間に医師が薬の量や種類を調整する場合があります。

早期治療の利点

はげの症状を少しでも早く気づき、治療を始めると改善しやすい傾向があります。

毛根が完全に死滅する前に対策を講じると、残っている毛根が再び成長しやすい状態へ導きやすいからです。

  • 進行を食い止めやすい
  • 初期段階で治療を始めると費用や時間のロスを抑えられる
  • 周囲からの見た目変化が軽微な段階で対処しやすい

早期治療と遅れた場合の比較

状態早期治療のメリット治療の遅れによるリスク
毛根が健在毛母細胞が生きており、発毛を促しやすい毛根が弱った段階で対策を開始し、効果が出にくい
抜け毛の量大量脱毛の前に対策できるため、髪型の変化が少ない髪型でカバーできなくなるほど症状が進む
費用・期間早めに対処するほど治療期間が短くなりやすい長期にわたる治療が必要になり、費用もかさむ

定期的な診察が大切

はげの治療に取り組む際は、定期的な診察を通じて髪と頭皮の状態を把握し続けることが大切です。

治療薬が合わない場合は変更を検討し、さらに症状が改善しないようなら別の治療方法との組み合わせを考える必要があります。

医師と綿密にコミュニケーションをとりながら、変化を見逃さないようにしましょう。

はげの治療を行う病院の選び方

はげの治療を提供する病院やクリニックは増えていますが、どこに通うかで治療の満足度や通いやすさが変わってくることは少なくありません。

事前に情報を集め、複数の条件を比べると安心です。

専門医が在籍するクリニック

髪と頭皮の診療を専門的に行う医師が在籍しているかは重要な判断材料です。

医師の経歴やAGA治療の実績などを確認し、納得できるかどうかをチェックしましょう。

専門家が常駐していると、より詳細な検査や原因究明を含めて総合的に診てもらいやすくなります。

専門医がいる病院を選ぶ利点

  • 治療実績が豊富でデータをもとに相談ができる
  • さまざまな治療法を組み合わせる提案が可能
  • 万が一の副作用にも柔軟に対処しやすい

カウンセリングと診察の流れ

はげの治療を行う病院では、初回にカウンセリングを行い、頭皮や髪の状態を確認するケースが多いです。

マイクロスコープなどで頭皮を拡大してチェックし、血液検査などを実施する場合もあります。

患者さんの要望や予算感をヒアリングした上で治療方針を決定します。カウンセリングや診察にじっくり時間を割いてくれるかどうかもポイントです。

料金体系と治療メニュー

はげの治療は自由診療のため、クリニックごとに料金の設定が異なります。

内服薬、外用薬、注入治療、植毛などを組み合わせると費用が高額になる可能性があるので、見積もりを事前に確認すると良いです。

また、「継続治療割引」や「セット割引」などを行っている病院もあるため、細かい料金制度を聞いておきましょう。

料金体系を検討する際に注目したい項目

項目チェックポイント
診察料・カウンセリング料初回のみ無料か、毎回発生するか、薬代に含まれるか
薬代内服薬と外用薬を併用した場合の月額トータル
施術料メソセラピーや植毛などの施術費用
その他費用血液検査や頭皮検査などの検査費用、フォローアップ料金の有無

通院しやすさのチェック

はげの治療は1回で終了しないのが基本で、継続的な通院が必要になるケースが多いです。

通いやすい立地かどうか、診療時間が仕事や生活スタイルに合うかなども考慮しましょう。

特に内服薬や外用薬の補充を行うために定期的な診察が必要になる場合、通院のしやすさが治療を続けるうえで重要です。

  • 駅からのアクセス
  • 夜間や休日の診療対応
  • 予約システムの使いやすさ

自宅で取り入れるセルフケアの工夫

はげの治療をクリニックや病院で受ける一方で、自宅でできるケアを合わせると相乗的な効果をめざしやすくなります。

生活習慣や頭皮ケアに気を配り、髪が育ちやすい環境を作る工夫が重要です。

生活習慣の改善

質の良い睡眠と適度な運動は、頭皮の血流を保ち、ストレスを軽減する意味でも役立ちます。

毎日6~7時間程度の睡眠を確保し、ウォーキングや軽いジョギングなどを習慣づけると、全身の血行がよくなって髪に栄養が届きやすくなります。

  • 毎日同じ時間に寝起きして睡眠リズムを安定させる
  • 血行促進のために有酸素運動を週数回取り入れる
  • アルコールやタバコの量を抑える

食事から得られる栄養素

髪の成長にはタンパク質や亜鉛、ビタミンB群などが重要です。偏りのある食事は頭皮や髪の状態を悪化させる要因になりかねません。

野菜や果物、良質なタンパク質をバランスよく摂取するよう心がけると良いでしょう。

栄養素働き主な食品例
タンパク質髪の主成分ケラチンの材料肉、魚、豆類、卵
亜鉛タンパク質の合成を助ける牡蠣、牛肉、ナッツ類
ビタミンB群毛母細胞の代謝をサポート豚肉、レバー、豆類
ビタミンCコラーゲン生成や抗酸化作用に関与柑橘類、キウイ、ブロッコリー

シャンプーや頭皮ケア

頭皮を清潔に保ち、適度な皮脂量を維持する工夫もはげの進行を抑える一助になります。

刺激の強すぎるシャンプーは避け、頭皮に負担がかからない洗髪方法で血流をよくするよう心がけるとよいでしょう。

シャンプー後は自然乾燥よりもドライヤーを適度に使い、頭皮を清潔に保つことが大切です。

ストレス管理で得られる効果

ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、結果として抜け毛につながる場合があります。

仕事やプライベートでストレスが大きい人は、適宜リフレッシュできる趣味を持ったり、リラクゼーションを取り入れたりすると、頭皮の状態にも良い影響が期待できます。

  • 深呼吸やストレッチをこまめに取り入れる
  • 入浴時に湯船でリラックスする
  • 趣味や気分転換に時間を割く

治療とあわせて意識したいこと

はげの治療は日々の習慣や周囲との関係性とも無縁ではありません。

治療を受けながら注意しておくべきこと、心がけたい行動を把握しておくと、より良い結果をめざしやすくなります。

早期受診のメリット

はげの治療薬や施術を検討する前に、「少し髪が薄くなってきたかな」と感じた段階で医師に相談すると、進行度合いが軽いうちに対策を始められます。

前述のとおり、毛根がまだ元気なうちに治療を始めると改善のチャンスが大きくなります。

周囲の理解とサポート

家族やパートナーなど、身近な人に相談するとストレスが軽減するだけでなく、治療費の支払いなどで協力を得られる場合があります。

職場でも定期的な通院が必要な旨を説明しておくと、休暇やスケジュール調整がしやすくなる場合があります。

周囲の協力がある場合のメリット

協力者協力内容
家族食事管理や生活習慣改善への助言、治療費の相談など
パートナー精神面の支え、通院時の付き添いなど
職場通院のスケジュール調整、ストレス軽減の配慮

自己判断のリスク

インターネットや市販の育毛剤に頼った独自の方法を続けるだけでは、髪の状態が改善しにくい場合もあります。

医療機関で処方される薬や治療方法は、科学的根拠に基づいているため、早期の治療効果をめざしやすいメリットがあります。

専門の医師と相談しながら治療を進めると、不要な費用や時間をかけずに済む可能性が高まります。

自己流ケアのデメリット

  • 症状に合わない方法を長く続けてしまう
  • 副作用やアレルギーのリスクに気づきにくい
  • 治療の開始が遅れ、薄毛が進行してしまう

複数の治療を組み合わせる考え方

一つの治療法だけで充分な効果が得られないとき、内服薬と外用薬を併用したり、薬物療法とメソセラピーを合わせたりと、複数の施術を組み合わせる選択肢があります。

症状に合わせて適した配分を調整するのが大切ですので、医師の判断や提案を参考にしながら自分が納得できる方法を見つけましょう。

よくある質問

さいごに、はげの治療に関するよくある質問をまとめます。

Q
費用はどれくらいかかるのか
A

はげの治療は保険適用外の自由診療が多いため、クリニックや治療内容によって費用が異なります。

月に1万円前後の内服薬や外用薬から始める方が多いですが、メソセラピーや植毛を検討する場合は数十万円以上になるケースがあります。

事前にカウンセリングで費用を具体的に聞いておくと安心です。

Q
病院での治療は本当に効果があるのか
A

効果の感じ方には個人差がありますが、医師の診断に基づいて内服薬や外用薬、メソセラピーなどを組み合わせると、抜け毛の量が減ったり髪が太くなったりする傾向が見られる方が多いです。

ただし、短期間で劇的な変化を期待せず、半年から1年程度の期間で見守る姿勢が大切です。

Q
年齢による治療の違いはあるのか
A

20代・30代の比較的若い世代であれば、毛根が元気な場合が多いので内服薬や外用薬で効果を得やすいケースが多いです。

40代・50代以降になると薄毛の進行度合いやホルモンバランスの乱れが大きくなるため、複数の治療法を組み合わせるなど総合的な方法を検討する傾向があります。

Q
どのくらい続ければ髪は増えるのか
A

治療開始から3か月程度で抜け毛の減少を実感できる方もいれば、6か月から1年かけて徐々に改善を感じる方もいます。

髪の成長サイクルを考慮すると、早期に判断しすぎず、少なくとも半年程度は継続して薬を使用し、医師と相談しながら経過を確認するとよいでしょう。

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