髪のボリュームが減ってきた気がして「どうすれば髪を増やせるのだろうか」と、インターネットで検索を繰り返す方も多いようです。

抜け毛の増加や薄毛の悩みは、早めに対処するとそれだけ改善できる可能性が高まります。

この記事では、髪が減ってしまう根本的な原因から、ご自身で取り組める生活習慣の改善、そしてクリニックで行う専門的な治療法まで、髪を増やすための具体的な方法を網羅的に解説します。

目次

髪の毛が減る根本的な原因

髪を効果的に増やすためには、まずなぜ髪が減ってしまうのか、その原因を正しく知ることが重要です。

原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っている場合がほとんどです。ご自身の状況と照らし合わせながら原因を探っていきましょう。

AGA(男性型脱毛症)の進行

成人男性の薄毛の主な原因は、AGA(Androgenetic Alopecia)と呼ばれる進行性の脱毛症です。

これは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、特定の酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるために引き起こされます。

このDHTが毛根の受容体と結合すると髪の成長期が短縮され、髪が太く長く育つ前に抜け落ちてしまいます。

生え際の後退や頭頂部の薄毛といった特徴的なパターンで進行します。

生活習慣の乱れと頭皮環境の悪化

髪の健康は、日々の生活習慣と密接に関わっています。

栄養バランスの偏った食事や睡眠不足、喫煙や過度な飲酒などは血行不良を招き、髪の成長に必要な栄養素が頭皮に行き渡りにくくなる原因となります。

また、不適切なヘアケアは頭皮にダメージを与え、フケやかゆみ、炎症を引き起こして頭皮環境を悪化させ、抜け毛を助長する場合があります。

生活習慣セルフチェック

  • 外食やインスタント食品が多い
  • 睡眠時間は毎日6時間未満だ
  • タバコを吸う習慣がある
  • ストレスを強く感じることが多い

ストレスが引き起こす髪への影響

精神的なストレスも、髪の健康に大きな影響を与えます。

強いストレスを感じると自律神経が乱れ、血管が収縮して頭皮の血行が悪化します。血流が悪くなると毛母細胞の活動が低下し、髪の成長が妨げられます。

また、ストレスはホルモンバランスの乱れにも繋がり、円形脱毛症のような急激な脱毛を引き起こす一因とも考えられています。

遺伝的要因はどの程度関係するのか

薄毛には遺伝的な要因も関係します。特にAGAは、男性ホルモンの影響の受けやすさ(DHTへの感受性)が遺伝すると考えられています。

具体的には、DHTを生成する酵素の活性度や、毛根にある男性ホルモン受容体の感受性の高さが遺伝する傾向があります。

ご家族に薄毛の方がいる場合、ご自身もAGAを発症する可能性が高いと言えますが、遺伝が全てではありません。適切な対策や治療を行うと、進行を抑制できます。

自宅で始められる髪を育てる生活習慣

専門的な治療を始める前に、あるいは治療と並行して、生活習慣の見直しと改善が非常に大切です。

健康な髪は健康な体から作られます。今日から実践できる、髪を育てるための基本的な生活習慣を確認していきましょう。

髪の成長を支える栄養バランスの取れた食事

髪の主成分はケラチンというタンパク質です。そのため、良質なタンパク質を十分に摂取するのが基本となります。

それに加えて、タンパク質の合成を助ける亜鉛や、頭皮の血行を促進するビタミン類もバランス良く摂ることが重要です。

特定の食品だけを食べるのではなく、多様な食材を組み合わせた食事を心がけましょう。

髪の成長をサポートする栄養素と主な食材

栄養素主な働き多く含まれる食材
タンパク質髪の主成分となる肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛タンパク質の合成を助ける牡蠣、レバー、牛肉
ビタミンB群頭皮の新陳代謝を促す豚肉、マグロ、玄米

良質な睡眠がもたらす育毛効果

髪の成長を促す成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。なかでも、眠り始めてから最初の3時間にあたる「ノンレム睡眠」の間に分泌が活発になります。

睡眠時間が不足したり、眠りの質が低かったりすると成長ホルモンの分泌が減少し、髪の成長やダメージの修復が十分に行われません。

毎日決まった時間に就寝・起床し、質の高い睡眠を確保するよう努めましょう。

正しいシャンプー方法と頭皮ケア

毎日のシャンプーは頭皮を清潔に保つために重要ですが、方法を間違えると頭皮を傷つける原因にもなります。

洗浄力の強すぎるシャンプーを避け、アミノ酸系などのマイルドな洗浄成分のものを選ぶのがおすすめです。

洗髪時は爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように洗い、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流してください。

健やかな頭皮を保つ洗髪のポイント

  • シャンプー前にブラッシングで髪のほこりを落とす
  • 38℃程度のぬるま湯で髪と頭皮を予洗いする
  • シャンプーは手のひらで泡立ててから髪につける
  • すすぎはシャンプーの倍の時間をかける意識で

血行を促進する適度な運動

運動不足は全身の血行不良を招き、頭皮の血流も低下させます。

ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動を日常生活に取り入れると心肺機能が高まり、全身の血行が改善します。これによって、髪の成長に必要な酸素や栄養素が頭皮の隅々まで届きやすくなります。

運動はストレス解消にも繋がり、心身両面から育毛をサポートします。

育毛剤と発毛剤の違いと正しい選び方

薄毛対策として市販の製品を利用する方も多いですが、「育毛剤」と「発毛剤」は目的も成分も異なります。

この二つの違いを正確に理解し、ご自身の状態に合わせて正しく選択しましょう。

育毛剤の役割と主な成分

育毛剤は、現在生えている髪の毛を健康に保ち、抜け毛を予防することを目的とした「医薬部外品」です。

頭皮の血行を促進したり、頭皮環境を整えたりする成分が含まれており、フケやかゆみを防ぎ、髪が育ちやすい土壌を作ります。

すでに薄毛が進行している状態から、髪を「増やす」効果は期待できません。

発毛剤(医薬品)の効果と注意点

一方、発毛剤は新しい髪の毛を生やし、髪を増やすのを目的とした「第一類医薬品」です。日本で唯一、発毛効果が認められている成分「ミノキシジル」が配合されています。

毛母細胞に直接働きかけて細胞分裂を活性化させ、ヘアサイクルを正常に近づけて発毛を促します。

効果が期待できる分、副作用のリスクもあるため、薬剤師からの説明を受けて用法・用量を守って使用する必要があります。

育毛剤と発毛剤の比較

項目育毛剤発毛剤
分類医薬部外品第一類医薬品
主な目的抜け毛予防、頭皮環境改善新しい髪を生やす(発毛)
代表的な成分センブリエキス、グリチルリチン酸2Kなどミノキシジル

自分の薄毛タイプに合わせた製品選択

製品を選ぶ際は、まずご自身の悩みが「抜け毛予防」なのか「発毛」なのかを明確にしましょう。

まだ薄毛が気になり始めた段階で、将来のために頭皮環境を整えたいという場合は育毛剤が選択肢になります。

一方、すでにつむじや生え際が薄くなっており、積極的に髪を増やしたいと考えている場合は、発毛剤の使用を検討するべきです。

ただし、発毛剤が適しているのはAGAの場合であり、他の原因による脱毛症には効果がないケースもあります。判断に迷う場合は、自己判断せずに専門医に相談すると良いでしょう。

薄毛治療の誤解と「やってはいけない」対策

髪を増やしたいという切実な思いから、様々な情報に飛びついてしまう方は少なくありません。

しかし、中には効果がないばかりか、かえって頭皮環境を悪化させてしまう間違った対策も存在します。

自己流の頭皮マッサージが逆効果になる理由

「頭皮の血行を良くすれば髪が生える」と考え、力任せに頭皮を叩いたり、強く揉んだりするマッサージを日課にしている方がいます。しかし、これは非常に危険な行為です。

強すぎる刺激は頭皮の毛細血管や毛根を傷つけ、炎症を引き起こす原因となります。また、摩擦によって頭皮が硬くなり、かえって血行を悪化させることさえあります。

マッサージを行うのであれば、指の腹で優しく頭皮を動かす程度に留めるべきです。

高価なシャンプーだけで髪は増えないという事実

「育毛シャンプー」や「スカルプシャンプー」といった名称の製品が数多く販売されています。

これらのシャンプーは頭皮環境を整える成分を含んでいるものが多いですが、シャンプーの本来の役割はあくまで「頭皮と髪の汚れを落とす」です。

シャンプーだけで髪の毛そのものを生やしたり、増やしたりする直接的な効果はありません。高価な製品に過度な期待を寄せ、本質的な治療機会を逃さないように注意が必要です。

シャンプー選びで見るべきポイント

ポイント解説
洗浄成分アミノ酸系など、刺激の少ないマイルドなものが望ましい
添加物シリコンの有無は一長一短。香料や着色料は少ない方が良い
保湿成分頭皮の乾燥を防ぐ成分(セラミド、ヒアルロン酸など)が含まれているか

「これを飲めば生える」というサプリメントの罠

インターネットや雑誌広告では、髪に良いとされる成分を配合したサプリメントが「飲むだけでフサフサに」といった謳い文句で販売されています。

しかし、サプリメントはあくまで「栄養補助食品」であり、医薬品ではありません。AGAのように明確な原因がある脱毛症に対して、サプリメントだけで発毛効果を得ることは科学的に証明されていません。

食事の補助として栄養素を補うのは有益ですが、治療の代わりにはならない事実を理解しておきましょう。

情報を鵜呑みにせず、専門家へ相談する重要性

薄毛の悩みは深く、藁にもすがる思いで様々な情報を探している方も多いでしょう。しかし、ネット上には根拠の乏しい情報や、商品を売るための誇大な広告が溢れています。

間違ったセルフケアを続けると、時間とお金を無駄にするだけでなく、症状を悪化させるリスクも伴います。

最も確実で安全な方法は、薄毛治療を専門とするクリニックでの医師の診断です。原因を正確に特定し、ご自身に合った適切な治療法を見つけることが、髪を増やすための最短距離です。

クリニックで行う専門的な薄毛治療

セルフケアだけでは改善が難しい薄毛や、進行性のAGAに対しては、医療機関での専門的な治療が有効です。

クリニックでは医師の診断のもと、医学的根拠に基づいた治療を受けられます。

内服薬によるAGA治療(フィナステリド・デュタステリド)

AGA治療の基本となるのが、内服薬による治療です。これらの薬は、AGAの原因物質であるDHTの生成を抑制する働きがあります。

フィナステリドはDHTを生成する「II型5αリダクターゼ」を、デュタステリドは「I型およびII型の5αリダクターゼ」を阻害します。

この作用によりヘアサイクルの乱れを正常化し、抜け毛を減らして髪の成長を助けます。

どちらの薬を選択するかは、医師が患者さんの症状や状態を診て判断します。

AGA治療内服薬の作用点の違い

薬剤名阻害する酵素特徴
フィナステリドII型5αリダクターゼ主に頭頂部や前頭部のAGAに有効
デュタステリドI型・II型5αリダクターゼより広範なAGAに効果が期待される

外用薬による治療(ミノキシジル)

ミノキシジルは、頭皮に直接塗布するタイプの外用薬です。もともとは血圧を下げる薬として開発されましたが、副作用として多毛が見られたため発毛剤として転用されました。

その作用の詳細は完全には解明されていませんが、頭皮の血管を拡張して血流を増加させる効果や、毛母細胞に直接働きかけて成長を促す効果があると考えられています。

内服薬と併用すると、より効果を実感しやすいです。

注入治療(メソセラピー)の概要

注入治療(AGAメソセラピー)は、髪の成長に有効な成分を注射器や特殊な機器を用いて頭皮に直接注入する治療法です。

ミノキシジルやフィナステリド、各種ビタミンやアミノ酸、成長因子(グロースファクター)などを混合した薬剤を直接毛根の周辺に届け、細胞の活性化を促します。

内服薬や外用薬と組み合わせる方も多く、治療効果をさらに高める補助的な治療として位置づけられています。

AGA治療薬の効果と副作用

AGA治療薬は効果が期待できる一方で、医薬品である以上、副作用のリスクもゼロではありません。

治療を始める前に、それぞれの薬が持つ効果と起こりうる副作用について正しく理解しておきましょう。

フィナステリドの効果と副作用

フィナステリドは、抜け毛の原因となるDHTの生成を抑えて現状の髪を維持し、細くなった髪を太くする効果が期待できます。

副作用の発生頻度は低いですが、ごく稀に性機能に関する症状(性欲減退、勃起機能不全など)や肝機能障害が報告されています。

これらの症状は、服用を中止すればほとんどの場合改善します。

フィナステリドの主な副作用

分類具体的な症状
性機能関連リビドー(性欲)減退、勃起機能不全(ED)、射精障害
その他肝機能障害、抑うつ症状、発疹など

デュタステリドの効果と副作用

デュタステリドは、フィナステリドが阻害しないI型の5αリダクターゼも阻害するため、より強力にDHTの生成を抑制します。

このため、フィナステリドで効果が不十分だった場合でも改善が見られるケースがあります。

副作用の傾向はフィナステリドと類似しており、性機能関連の症状や肝機能障害が報告されています。発生頻度はフィナステリドよりやや高い傾向にあります。

ミノキシジル外用薬の効果と副作用

ミノキシジル外用薬は毛母細胞を活性化させ、発毛を促進する効果があります。

副作用としては、塗布した部分の皮膚に起こる症状が主です。かゆみや発疹、かぶれやフケなどが見られるときがあります。

また、血圧に影響を与える可能性があるため、心臓や腎臓に疾患のある方、低血圧の方は使用前に必ず医師に相談する必要があります。

治療開始から効果を実感するまでの期間

薄毛治療は、始めてすぐに結果が出るものではありません。髪にはヘアサイクルがあり、効果が目に見える形になるまでにはある程度の時間が必要です。

治療効果が現れる一般的な目安

AGA治療薬を服用し始めてから抜け毛の減少を実感するまでに約3ヶ月、明らかな発毛効果や髪質の改善を感じるまでには少なくとも6ヶ月程度の期間を見るのが一般的です。

髪は1ヶ月に約1cmしか伸びないため、治療によって新しく生えてきた髪が、ある程度の長さに育つまでには時間が必要なのです。

治療効果の一般的なタイムライン

  • 1~3ヶ月で、初期脱毛や、抜け毛の減少を実感し始める。
  • 3~6ヶ月で産毛が増え始める、髪にコシが出てくる。
  • 6ヶ月~1年で見た目にも明らかな改善を実感する。

初期脱毛の現象とその理由

治療を開始して1ヶ月前後で、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」という現象が起こる場合があります。

これは、治療薬の効果によって乱れたヘアサイクルが正常化する過程で、休止期にあった古い髪が新しく生えてくる健康な髪に押し出されるために起こるものです。

治療が効いている証拠とも言える好転反応なので、ここで自己判断で治療を中断しないことが非常に重要です。

根気強い継続が結果に繋がる

薄毛治療の効果を維持するためには、継続が前提となります。特にAGAは進行性のため、治療を中断すると再びDHTの影響で薄毛が進行し始め、数ヶ月で元の状態に戻ってしまう可能性があります。

効果を実感した後も、医師と相談しながら治療を続けて、生えた髪を維持していきましょう。

治療費用と保険適用の有無

薄毛治療を検討する上で、費用は重要な要素の一つです。治療にかかる費用や、公的医療保険の適用について事前に確認すると安心です。

各治療法の費用相場

薄毛治療の費用は、治療内容やクリニックによって異なります。

初診料や検査費用が別途必要になる場合があります。

主な薄毛治療の費用相場(月額)

治療法費用目安備考
内服薬(フィナステリド系)5,000円~10,000円ジェネリック医薬品の有無で変動
内服薬(デュタステリド系)8,000円~12,000円ジェネリック医薬品の有無で変動
外用薬(ミノキシジル)10,000円~15,000円濃度によって変動

薄毛治療は自由診療が基本

AGA(男性型脱毛症)の治療は生命に直接関わる病気とは見なされないため、公的医療保険の適用対象外となり、「自由診療」となります。そのため、治療費は全額自己負担です。

クリニックによって価格設定が異なるのはこのためです。

費用だけで選ぶのではなく、カウンセリングの丁寧さや治療実績などを総合的に見て、信頼できるクリニックを選ぶと良いでしょう。

医療費控除の対象になるケース

基本的にAGA治療は医療費控除の対象にはなりません。医療費控除は「治療目的」の医療費が対象ですが、AGA治療は美容目的と見なされることが多いためです。

ただし、他の疾患(例えば、皮膚疾患など)の治療の一環として薄毛の治療が行われた場合など、医師の診断によっては対象となる可能性もゼロではありません。

詳しくは管轄の税務署や専門家にご確認ください。

よくある質問(Q&A)

さいごに、薄毛治療を検討されている方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q
治療を始めれば、誰でも髪は増えますか?
A

AGAが原因である場合、適切な治療を行えば多くの方で抜け毛の抑制や発毛といった効果が期待できます。しかし、効果の現れ方には個人差があります。

毛根が完全に活動を停止してしまっている(毛穴が閉じている)場合、髪を再生させるのは困難です。

そのため、少しでも気になり始めたら、できるだけ早い段階で治療を開始するのが望ましいです。

Q
治療薬の服用をやめるとどうなりますか?
A

AGA治療薬は、AGAの進行を抑制する薬です。服用を中止すると、抑制されていたDHTが再び生成され始め、ヘアサイクルが乱れて薄毛が再度進行します。

数ヶ月から1年程度で、治療前の状態に戻ってしまうケースがほとんどです。増やした髪を維持するためには、治療の継続が必要です。

Q
女性の薄毛治療も同じですか?
A

女性の薄毛(FAGA/FPHL)は男性とは原因や症状の現れ方が異なるため、治療法も異なります。

例えば、男性用のAGA治療薬であるフィナステリドやデュタステリドは、女性(特に妊娠中の可能性のある方)には禁忌です。

女性の薄毛治療ではミノキシジル外用薬や栄養補助サプリメント、専門の治療薬(パントガールなど)が主に用いられます。

必ず女性の薄毛治療に対応しているクリニックで相談してください。

Q
オンライン診療は可能ですか?
A

多くのクリニックでオンライン診療に対応しています。スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使って、自宅にいながら医師の診察を受け、薬を処方してもらえます。

通院の手間が省けるため、忙しい方や近くに専門クリニックがない方でも治療を始めやすいです。

参考文献

ZAREI, Mina, et al. Low level laser therapy and hair regrowth: an evidence-based review. Lasers in medical science, 2016, 31.2: 363-371.

VAROTHAI, Supenya; BERGFELD, Wilma F. Androgenetic alopecia: an evidence-based treatment update. American journal of clinical dermatology, 2014, 15: 217-230.

WALL, Dmitri, et al. Advances in hair growth. Faculty reviews, 2022, 11: 1.

KANTI, Varvara, et al. Evidence‐based (S3) guideline for the treatment of androgenetic alopecia in women and in men–short version. Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology, 2018, 32.1: 11-22.

FELDMAN, Peter R., et al. Hair regrowth treatment efficacy and resistance in androgenetic alopecia: A systematic review and continuous Bayesian network meta-analysis. Frontiers in medicine, 2023, 9: 998623.

YU, Jae Young, et al. Preclinical and clinical studies demonstrate that the proprietary herbal extract DA‐5512 effectively stimulates hair growth and promotes hair health. Evidence‐Based Complementary and Alternative Medicine, 2017, 2017.1: 4395638.

DRAKE, Lara, et al. Evaluation of the safety and effectiveness of nutritional supplements for treating hair loss: a systematic review. JAMA dermatology, 2023, 159.1: 79-86.

PATEL, Satish, et al. Hair growth: focus on herbal therapeutic agent. Current drug discovery technologies, 2015, 12.1: 21-42.