筋トレのパフォーマンス向上を目指す人の中には、クレアチンをサプリメントとして取り入れる方が増えているようです。

ところが、一部で「クレアチンを飲むと抜け毛が増える」「クレアチン摂取を続けるとはげるリスクが高まるのでは」といった心配の声を聞くこともあります。

実際にクレアチン摂取が薄毛とどう関係しているのか、そして男性型脱毛症(AGA)などの治療を考える際に知っておきたいポイントを、筋トレと頭皮の関係を踏まえて解説します。

クレアチンとは

クレアチンは筋力アップを目指す場面で注目される成分です。主に肉や魚などに含まれ、体内で合成することもできます。

エネルギー源として役立ち、筋肉のパフォーマンスを向上させる点が特徴です。

クレアチンの基本的な働き

クレアチンはアミノ酸の一種で、主に筋肉や脳に貯蔵され、運動の際にエネルギーの供給をサポートします。

特に高負荷・短時間の運動時に威力を発揮します。筋トレ愛好家だけでなく、アスリートが取り入れるケースもよく見受けられます。

クレアチンの一般的な働き

  • 筋力・瞬発力向上のサポート
  • 筋肉疲労の回復を助ける
  • 筋肉の体積増加に寄与しやすい

このように、運動パフォーマンスの底上げを目指す方にとって、クレアチンは頼れる栄養素です。

筋力増強との関係

クレアチンは筋繊維内のクレアチンリン酸量を増やし、瞬発的なエネルギー供給を促進すると考えられています。その結果、より高い負荷でトレーニングしやすくなり、筋力増強が期待できます。

一方で、高強度のトレーニングを繰り返すほど男性ホルモンが活発になり、その過程で抜け毛に関係するといわれるジヒドロテストステロン(DHT)が増える可能性があります。

この点が「クレアチンを飲むとはげるのでは?」といった不安のきっかけになっているようです。

サプリメントの種類

市販されているクレアチンサプリメントには複数の形態があります。

形状やメーカーによって吸収性や溶けやすさに差がありますが、本質的なクレアチンの効果に大きな違いはありません。

タイプ特徴飲みやすさ
クレアチンモノハイドレート一般的で比較的安価。研究実績が豊富粉末を水やジュースに溶かして摂取
クレアチンHCl吸収率が良いとされる。胃腸への負担が少ない傾向粉末・カプセル両方が市販されている
緩衝化クレアチン酸化による分解を抑えた形態と言われる比較的新しい製品が中心

こうした種類をうまく使い分けながら、自分のトレーニング内容や身体状態に合わせて取り入れることが大切です。

抜け毛との関連が注目される背景

クレアチンを摂取している人の中には、「髪が薄くなってきたように感じる」「抜け毛が増えた気がする」といった声が存在します。

実際に因果関係があるのかどうか、医学的にははっきりしない部分もありますが、「クレアチンではげる」といった話題が増える背景にはいくつかの要因が考えられます。

体内ホルモンバランスの変化

筋トレは男性ホルモンのテストステロンを高める可能性があります。テストステロンが5αリダクターゼという酵素によって変換されるとDHTになり、これが毛根に悪影響を及ぼす場合があります。

クレアチンを摂取して筋トレの効率を上げることで、テストステロンやDHTに変換されやすい状態になりやすいのではないかと考える人がいます。

「クレアチン はげる」と検索する人が増えている理由

近年はフィットネスブームが盛んです。SNSでトレーニング動画が多く共有され、筋力増強の効率化を求める人がクレアチンを手に取る機会が増えています。

その一方で、インターネット上には「クレアチンを摂ると抜け毛が進む」という情報が散見され、心配になった人が「クレアチン はげる」というキーワードで検索するようです。

検索する人の背景としては、次のような心境がうかがえます。

  • 初めてクレアチンを使う前にリスクを知りたい
  • 薄毛が進行中でさらに悪化しないか不安
  • 筋トレ仲間から噂を聞いて真相を確かめたい

こうした不安や疑問から、ネット上で情報収集を行う人が増えているようです。

誤解を生むメカニズム

クレアチン自体が直接的に毛根を攻撃するわけではありません。

むしろ、クレアチン摂取がきっかけとなり、筋トレ頻度や強度が増すことで男性ホルモンが活発化し、その過程でDHTが増える可能性があります。

実際には遺伝的傾向や頭皮環境が大きく関わるため、一概に「クレアチンが原因」と結論づけるのは難しいものの、誤解が広がりやすい状況が生まれているといえます。

クレアチン摂取と誤解のポイント

ポイント内容
クレアチン自体の作用筋肉細胞へのエネルギー供給を助ける
DHTによる毛根への影響DHTは毛母細胞の成長を阻害する可能性がある
因果関係の錯綜筋トレ強度向上→男性ホルモン活性化→DHT増加の流れが生じやすい
実証研究の不足大規模研究が少なく、個々人の体質差も大きい

一部の研究では、クレアチン補給後にDHT値が上昇したとの報告がありますが、結論づけるには情報が不足しているのが現状です。

筋トレと薄毛のメカニズム

筋トレが薄毛にどう影響するのか、すでに触れたように男性ホルモンとの関係が大きいといわれます。

テストステロンとDHTの仕組みを確認すると、筋トレと薄毛のメカニズムがより明確になります。

テストステロンとDHT

テストステロンは男性的な身体を形成する重要なホルモンですが、5αリダクターゼによってDHTに変換されると、毛根にとってはマイナスに働く可能性があります。

DHTは頭頂部や生え際の毛包に強く作用し、成長期を短縮させる場合があるため、抜け毛のリスクを高めやすいです。

筋トレによってテストステロンの分泌量が増え、その一部がDHTに変換されることで薄毛が進むリスクがゼロではありません。

テストステロン増加の要因

  • 高強度のウエイトトレーニング
  • 十分なタンパク質とエネルギー摂取
  • 睡眠時間の充実
  • ストレス軽減

これらを取り入れると身体づくりには良い影響がありますが、同時にホルモン量が変化する場合があります。

頭皮環境への影響

頭皮の状態が悪いと、抜け毛リスクはさらに高まる傾向があります。過度な皮脂分泌や血行不良などが重なると、DHTの影響を受けやすい頭皮になりがちです。

筋トレをして汗をかく機会が増えると、髪や頭皮を清潔に保つケアが必要になります。

運動後のシャンプーをおろそかにすると、皮脂や汗が毛穴に残り、炎症を起こして薄毛を助長する場合もあります。

頭皮環境を悪化させる要因

要因具体例
皮脂の過剰分泌髪を洗わないまま就寝、脂っこい食事の偏り
シャンプーの洗い残し運動後の頭皮ケア不足、スタイリング剤の残留
血行不良首や肩のコリ、長時間のデスクワーク
ホルモンバランスの乱れストレス・睡眠不足によるテストステロン・DHTの増加や変動

こうした要因に筋トレによるホルモン変化が重なると、抜け毛を実感しやすくなるかもしれません。

遺伝的要因との関わり

AGA(男性型脱毛症)は遺伝的な要素が大きいと考えられます。父親や祖父など、家系で薄毛が目立つ場合、DHTに対する毛根の感受性が強い可能性があります。

筋トレやクレアチン摂取による男性ホルモンの高まりが影響しやすい体質の人は、早めのケアが重要となります。

クレアチン摂取で起こりうる体内変化

クレアチンを摂取すると、筋肉量の増加や水分保持など、さまざまな変化が起こると知られています。

ここでは、DHTとの関連や水分バランスへの影響などをより詳しく見ていきましょう。

DHT増加説とその根拠

一部の研究では、クレアチンを摂取したグループが、プラセボを摂取したグループに比べてDHTの数値が上昇したという報告があります。

しかし研究の規模が小さい場合や、被験者の体質に個人差が大きい場合もあり、絶対的な根拠として位置づけるには慎重な姿勢が必要です。

クレアチンが直接的にDHTを増やすというより、筋トレ効率を高めることで男性ホルモン全体が活発になり、その結果としてDHT増加が起こる可能性が指摘されています。

水分保持と血流

クレアチンが筋肉内の水分保持を高める働きがある点はよく知られています。

この結果として、体重が増えたり筋肉が張って見えたりするケースがある一方、血流にも影響を与える可能性があります。

血流が促進されると、頭皮にも良い変化が期待できる半面、ホルモンの運搬量が増えることでDHTの働きが強く出る可能性も否定できません。

クレアチン摂取による体内変化

  • 筋肉内の水分量増加
  • 一時的な体重増加
  • エネルギー産生効率向上
  • トレーニング強度の向上によるホルモン活動の増加

こうした要因が組み合わさってホルモンバランスに影響を与え、それが髪にも間接的に関わる場合があります。

身体へのポジティブな影響

クレアチンには筋力向上だけでなく、疲労回復を助ける利点や、高齢者の筋肉量維持にも役立つ可能性があると考える専門家がいます。運動パフォーマンスの向上をサポートする点が魅力的です。

抜け毛の心配ばかりに目を向けるのではなく、自分の身体状態や薄毛のリスクを踏まえてバランスよく判断すると良いです。

クレアチン摂取が期待できるポジティブ面

ポジティブ面内容
筋力向上短時間高強度の運動パフォーマンスをサポート
疲労回復の助力エネルギー産生効率アップにより回復を促進
筋肉量維持(高齢者含む)加齢による筋肉減少を補う可能性
メンタル面への良い影響運動習慣の充実やパフォーマンス向上による自信

メリットとリスクを比較しながら、自分に合った使い方を検討することが大切になります。

AGAとクレアチンとの関係

AGA(男性型脱毛症)はDHTが大きく関わる脱毛症です。このAGAとクレアチンの関係を正しく理解すると、誤った情報に惑わされずに済むでしょう。

ここではAGAの仕組みとクレアチンの直接的な影響の有無、さらに予防や対策を考える視点をまとめます。

男性型脱毛症の仕組み

AGAは遺伝的要素とDHTの影響によって進行するタイプの脱毛症です。

思春期以降に始まるケースが多く、生え際や頭頂部から髪が薄くなる傾向があります。

DHTが毛母細胞の活動を妨げ、髪の成長期を短くするため、抜け毛が増えます。

AGAの特徴的な症状

症状の特徴具体的な状態
生え際の後退M字状に額が広がる
頭頂部の薄毛つむじ周りのボリュームが減少
毛髪が細くなる成長期が短縮され、髪のコシが弱くなる
進行性がある放置すると頭頂部や額がさらに広がる可能性あり

AGAを放置すると進行するので、早めに対策すると良いです。

クレアチンの直接的影響はあるのか

「クレアチン摂取でダイレクトに毛根がダメージを受ける」というエビデンスは十分に確認されていません。

むしろ、筋トレを行うことでテストステロンが増えやすくなり、そこからDHTが増える流れが問題となるケースが多いです。

ただし、AGAになりやすい体質の人や、すでに薄毛の兆候がある人は、クレアチンを摂取してハードなトレーニングをすると、抜け毛が目立つようになるリスクを抱える場合があります。

予防や対策を考える視点

髪の状態が気になる人にとっては、クレアチン摂取のリスクとメリットを天秤にかけるだけでなく、生活全般の見直しが肝心です。

頭皮環境や栄養バランス、睡眠などを整え、薄毛リスクを下げる工夫をすると、筋トレの恩恵も得やすくなります。

AGA予防のための心がけ

  • 頭皮を清潔に保つ
  • バランスの良い食事(タンパク質・ビタミン・ミネラル)
  • 適度な運動で血行を促進
  • 睡眠時間の確保とストレス管理

このように、クレアチンだけが原因と考えず、総合的な取り組みを大切にしましょう。

薄毛に悩む人がチェックしたいポイント

トレーニングの成果は得たいけれど、薄毛のリスクが心配という方は少なくありません。

ここでは、日常生活の見直しやトレーニング方法の工夫、さらに専門家に相談する大切さなど、具体的なチェック項目を示します。

生活習慣と栄養バランス

筋肉の成長と髪の健康は、どちらもタンパク質やビタミン、ミネラルなどの十分な栄養が必要です。

ジャンクフードや偏食ばかりでは、たとえクレアチンを摂取しても効果が半減し、頭皮や髪にも悪影響が出やすくなります。

髪と身体づくりにおすすめの食材

食材特徴栄養素
良質なタンパク質が豊富必須アミノ酸、ビタミンB群
青魚オメガ3脂肪酸を多く含むDHA・EPA
緑黄色野菜ビタミン・ミネラルの供給源β-カロテン、ビタミンC、Eなど
ナッツ類良質な脂質とミネラルを含むマグネシウム、亜鉛、ビタミンE

タンパク質や微量栄養素をバランスよく摂ると、筋トレと頭皮の健康両方に良い影響をもたらします。

トレーニング方法の見直し

筋トレでテストステロンが増えること自体は自然な生理現象です。問題は「過度」になっていないかどうかという点です。

頻度や負荷が適切であれば、ホルモンバランスを極端に崩すリスクは低くなります。

「ガンガン鍛えてこそ成果が出る」という思い込みで限界を超えたトレーニングをすると、身体への負荷だけでなく精神的ストレスも高まり、薄毛を進行させやすい要素が増える可能性があります。

トレーニングの見直しポイント

  • 週に休息日を設ける(オーバートレーニング防止)
  • ビッグ3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)ばかりでなく多彩なメニュー
  • 有酸素運動も適度に取り入れる(血行促進)
  • 筋肉痛が続くときは無理をしない

無理のない計画を立てて継続すると、健康的な筋肉づくりと髪の維持の両方に良い結果をもたらします。

専門家への相談

「薄毛が進んできた」「髪のコシが弱くなった」と感じたら、迷わず専門家に相談することをおすすめします。

AGAクリニックでは血液検査やホルモンレベルの測定など、精密なチェックで原因を把握し、適切な治療法を提案します。

筋トレとクレアチンの使用を続けたい場合でも、頭皮への負担を軽減する方法を一緒に考えてもらえるので安心感が得られます。

クリニックでできる薄毛治療

薄毛治療には多くの選択肢があります。内服薬や外用薬、メソセラピーなど、症状や進行度に合わせた治療法が存在します。

クリニックでどういった治療が可能なのかを把握しておくと、将来的な不安が軽減しやすいでしょう。

カウンセリングの流れ

初めてクリニックを受診する方は、まず頭皮や髪の状態を専門のカウンセラーや医師がチェックします。

その後、詳しい検査を行い、症状や生活習慣についてヒアリングして治療方針を決めます。

項目内容
受付・問診票記入悩みの内容、既往歴、家族の薄毛傾向などを事前に書き込む
カウンセリング頭皮環境や発毛サイクルの説明、治療法の候補を話し合う
検査血液検査や頭皮の状態確認など
治療方針の決定投薬・施術などの提案を行い、同意を得てスタート

トレーニング内容やクレアチンの使用状況についても、カウンセリング時に伝えると良いでしょう。

薬による治療の可能性

AGA治療に広く用いられる内服薬にはフィナステリドやデュタステリドがあります。これらは5αリダクターゼの働きを抑え、DHTの生成を減らすと考えられています。

また、ミノキシジル配合の外用薬や内服薬を併用することで発毛を促進するケースもあります。

ただし、薬には副作用リスクもあるため、医師の診察を受けながら進めましょう。

クレアチンの使用による筋トレ効果を維持しながら、頭皮の環境を整えたい場合には、適切な投薬が選択肢となります。

内服薬治療で意識しておきたい点

  • 決められた用量・用法を守る
  • 定期的な診察で血液検査などを受ける
  • 途中で自己判断による服用中断をしない
  • 副作用の疑いがあれば早めに受診する

これらを守ると、より安全かつ効果的に治療を続けられます。

その他の治療法

薬以外にも、頭皮への直接的な働きかけとしてメソセラピーやHARG療法などを受ける人もいます。レーザー治療や育毛メソッドを取り入れるクリニックも存在します。

頭皮の状態や症状の進行具合によっては、植毛という手段を考える方もいます。

どの治療が合うかは個人差が大きいため、医師と相談しながら選んでいくと良いです。

クリニックで行われる治療オプション

治療名特徴
メソセラピー頭皮に薬剤や成長因子を注入して発毛を促進
HARG療法特殊な成長因子を用いた治療法
レーザー治療低出力レーザーを照射して頭皮の血行を促進
自毛植毛自身の後頭部などから毛根を採取して移植

これらを組み合わせるケースも多く、費用や通院頻度も変化するため、クリニックで詳しく相談してみましょう。

よくある質問

最後に、クレアチンと抜け毛の関連に関して患者さんから寄せられやすい質問を整理します。

Q
クレアチンを飲むと本当に抜け毛が増えるのか
A

クレアチンが直接毛根を攻撃するわけではないため、必ずしも抜け毛を増やすとは限りません。

ただし、筋トレ効果の高まりによるテストステロンおよびDHTの増加が、薄毛のリスクを高める可能性があります。

個人差が大きいので、すでに薄毛の傾向がある方や遺伝的要素が強い方は注意が必要です。

Q
プロテインや他のサプリとの比較はどうか
A

プロテインなどのタンパク質補給サプリは、筋肉をつけるうえでの基礎的な栄養補給の意味合いが強いです。

クレアチンと比べると、直接テストステロンを増やす働きはそこまで顕著ではありません。

とはいえ、どちらも筋肉づくりには有用であり、目的や体質に合わせて選択することが大切です。

Q
クリニックに相談するタイミング
A

髪のボリュームが明らかに減ってきた場合や抜け毛が増えたと強く感じる場合は、早めにクリニックを受診することをおすすめします。

クレアチンの使用や筋トレの状況も含めて医師に伝えると、より適切な治療プランを立てやすくなります。

Q
薄毛治療はいつから始めたらいいか
A

薄毛は進行性があり、早期に対策するほど治療効果が期待しやすいです。

まだ症状が軽度の段階であれば、投薬や頭皮ケアなどの選択肢も広がります。

迷っている間に抜け毛が進む場合もあるため、不安があるなら早めの受診が望ましいでしょう。

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