髪の毛が大量に抜けていると感じたとき、それがどの程度「やばい状態」なのか判断しづらいかもしれません。

シャンプー後の排水口や朝起きたときの枕元を見て抜け毛がすごいと思ったら、放置せず適切な対応を検討することが大切です。

とくにAGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛の兆候がある場合、早めのケアが重要になります。

目次

抜け毛の目安と「やばい」と感じる基準

抜け毛が増えてきたと感じると、日常生活のなかでも不安になる方は多いです。

シャンプー後やブラッシング時の毛髪量が一気に増えると「抜け毛がやばいかもしれない」と思う方もいるでしょう。まずは1日あたりの抜け毛の目安や、どんな状態が危険信号なのかを知っておくと安心です。

抜け毛の1日あたりの目安

人の頭髪は常に生え変わりを繰り返しており、健康な頭皮でも1日にある程度の本数が抜け落ちます。生理的な範囲の抜け毛であれば自然現象なので心配はありません。

ただし、以下のような場面で極端に多い抜け毛が見られるときは注意が必要です。

  • シャンプーをするとき、手に絡む毛が以前よりも増えた
  • ブラッシングするとき、櫛に絡みつく毛が多くなった
  • 枕や床に落ちている髪の毛の量が明らかに増加した

一般的には、健康な頭皮の場合、1日あたり50本から100本程度の抜け毛は通常の範囲といわれます。

ただし個人差があるため、今までと比べて明らかに増加したかどうかが判断基準です。

抜け毛の1日の目安を見直すポイント

  • 自分の平均的な抜け毛の状態を把握する
  • いつ頃から抜け毛が増えたと感じるか
  • 抜け毛が目立つ時間帯や場所(枕元・排水口など)をチェック
  • 毛根部分(毛球)がついている髪かどうかを確認

「やばい」と感じるサイン

抜け毛の量がすごいと感じるときは、数だけでなく毛根の状態や抜け方にも注目すると早期発見がしやすくなります。

早い段階で気づければ、治療や対策を検討する良い機会になるかもしれません。

「やばい」と感じる抜け毛の特徴

特徴説明
毛根が細く弱々しい頭皮環境の悪化や栄養不足が疑われ、髪全体が細くなり始めている可能性がある
全体的に短い毛が多い成長期にあるはずの毛が早期に抜け落ちている場合がある
抜け毛がまとまって落ちる一部の部位が極端に弱っている場合や円形脱毛症のリスク
皮脂やフケが多く付着する頭皮の炎症や脂漏性皮膚炎などのトラブルが起きている可能性
抜け方が急激に進行するAGAなど進行性の脱毛症のサインであることが多い

上記のような特徴が見られる抜け毛が増えたら、頭皮環境の変化だけでなく、ホルモンバランスの乱れ、栄養不足などを考慮する必要があります。

また、過度なストレスや生活習慣の乱れが関与することも少なくありません。

男性と女性の違い

男性と女性では抜け毛のパターンも異なり、原因も多岐にわたります。男性は前頭部や頭頂部から薄くなりやすいパターンが多く、女性は分け目や頭頂部のボリュームが減ってくるのが特徴です。

女性でも「抜け毛の量がやばいかも」と感じることはありますが、男性より急激に進むことは少ないともいわれます。

ただし、産後にホルモンバランスが変化して抜け毛が増えるケースもあり、性別を問わず日頃のチェックが大切です。

抜け毛が増える原因

抜け毛には多種多様な原因が考えられます。頭皮環境に影響を与える要因は食生活から睡眠、ホルモンバランスまで広範囲に及びます。

自分の抜け毛がどの原因に当てはまりそうかを理解しておくと、対策もしやすくなります。

遺伝やホルモンバランスの影響

男性の抜け毛で代表的な要因としてAGA(男性型脱毛症)が挙げられます。AGAでは男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が毛根に影響して、ヘアサイクルの成長期が短縮されやすくなります。

一方、女性の場合はホルモン変動が抜け毛に影響することも多く、妊娠・出産や更年期などのライフステージに応じて髪の状態が大きく変わる傾向があります。

  • AGAなどの脱毛症の家族歴がある
  • 女性ホルモンの低下や変動を感じる(更年期・産後など)
  • ストレスなどでホルモンバランスが乱れている

遺伝とホルモンに関わりやすい症状

  • 前頭部や頭頂部が中心に薄くなる
  • 毛が細く柔らかくなる
  • 抜け毛の量が徐々に増え始める

食生活や栄養不足

食生活の乱れは髪の健康を損ねる大きな原因のひとつです。

栄養バランスが崩れると毛髪の成長に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが不足しがちになります。その結果、抜け毛がやばいほど増えると感じる状況につながるかもしれません。

髪の主成分であるケラチンを合成するために必須の栄養が足りないと、新しく生える髪の質も低下しやすくなります。

食生活が及ぼす影響

栄養素髪への主な役割不足時のリスク
たんぱく質髪の主成分(ケラチン)合成髪が細く弱くなる
ビタミンB群細胞分裂やエネルギー代謝に関与頭皮の血行不良や皮脂分泌の乱れ
ビタミンCコラーゲン生成をサポート毛細血管が弱くなり、血流が低下
ビタミンE抗酸化作用による頭皮環境の保護活性酸素の増加による毛根へのダメージ
亜鉛ケラチン合成をサポート髪の成長遅延、抜け毛の増加
赤血球の産生や酸素運搬で髪の成長を支える貧血による頭皮血行不良

偏った食事や過度なダイエットを続けるとこれらの栄養が不足し、抜け毛を促進する恐れがあります。髪の健康を保つうえでは総合的な栄養バランスが重要です。

ストレスや生活習慣の乱れ

過度なストレスはホルモンバランスや自律神経を乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。また、喫煙や飲酒といった生活習慣も髪に悪影響を及ぼしやすいです。

睡眠不足が続けば成長ホルモンが十分に分泌されないため、髪の成長サイクルが乱れて抜け毛が増加するときがあります。

忙しい社会生活を送るなかで、心身ともにケアを意識することが抜け毛対策には欠かせません。

日常生活で見られる抜け毛のサイン

抜け毛が目立ち始めると、普段の生活のなかでいくつかのサインが現れます。見逃してしまうと、気づいたときにはかなり進行している可能性があります。

自分の頭や髪の状態を客観的に把握する方法を知っておくと、早めの対処がしやすくなるでしょう。

枕元や洗面所の髪の量

朝起きたときに枕元に落ちている髪の毛は、夜間に抜け落ちた毛です。普段と比較して量が多いと感じたら要注意かもしれません。

また、洗面所や排水口など髪の毛が溜まりやすい場所を定期的に確認すると、抜け毛の変化を早期に把握できます。

  • 起床時、枕元に落ちている髪の本数をざっと確認
  • シャンプー後に排水口に溜まる髪の量の変化を観察
  • ドライヤーで乾かすとき、床に落ちる髪が増えていないかチェック

枕元や洗面所で気になる変化

  • 枕に以前よりも大量の髪の毛が付着している
  • 排水口の目詰まりが以前より早いペースで起こる
  • ブローのあと床に散らばる髪が増えた

このような変化がみられたら注意が必要です。

ヘアスタイルの変化で気づく兆候

髪のボリュームが減ってきたり、生え際が後退したりすると、スタイリングしにくくなります。

セットをするときに髪がうまく立たない、分け目が広がったように見えるなど、日常的に感じる違和感が抜け毛のサインになっていることが多いです。

ヘアスタイルの悩み

悩み考えられる主な原因対処のヒント
髪がペタンとするAGAや女性ホルモンの減少、栄養不足育毛剤や食生活の改善を検討
分け目が広がってきた頭頂部の髪密度低下、ホルモン変動分け目を変える、専門受診
トップにボリュームが出にくい頭皮の血行不良、睡眠不足頭皮マッサージの導入など
前髪が以前より後退しているAGAの進行早めに専門医に相談

こうしたヘアスタイル上の悩みは加齢とともに起こりがちですが、急に変化を感じる場合は一度専門家に相談することを検討すると良いかもしれません。

シャンプーやブラッシング時の抜け毛

日常的なケアの場面で、抜け毛の量が顕著にわかりやすいのがシャンプーやブラッシング時です。

毛が濡れることで絡みやすくなるため、抜け毛が出やすくなりますが、それでも過度に抜けていると感じたら何かしらの原因が潜んでいる可能性があります。

洗髪時に頭皮をゴシゴシ強く洗うのも抜け毛を増やす要因になるので、できるだけ優しく泡で洗うように心がけてください。

対処すべき抜け毛の症状と関連疾患

抜け毛のなかには、単なる生理的脱毛を超えた症状や疾患が絡んでいる場合があります。

抜け毛の量がすごいと感じるほど増えた場合は、早めに医療機関や専門クリニックで原因究明を行うことが大切です。

AGA(男性型脱毛症)の特徴

AGAは男性に多く見られる進行性の脱毛症であり、思春期以降であれば若年層でも進行する可能性があります。

前頭部や頭頂部の髪が徐々に薄くなり、そのまま進行すると生え際の後退が目立ってくる特徴があります。

AGAは放置すると症状が悪化する可能性が高いため、気づいた段階で専門の診察を検討してください。

  • 前頭部や頭頂部が顕著に薄くなる
  • 毛が細く短くなりハリやコシがなくなる
  • 頭皮が見える範囲が少しずつ広がる

AGA治療の種類

代表的な治療方法主な特徴注意点
内服薬(フィナステリドなど)DHTの生成を抑え、脱毛の進行を抑制医師の処方が必要
外用薬(ミノキシジルなど)血行を促進し、発毛を助ける用法用量を守る必要がある
メソセラピー頭皮に成長因子などを注入クリニックでの施術を要検討
植毛・自毛移植毛根を移植して髪を増やすコストやダウンタイムを要考慮

脂漏性皮膚炎や円形脱毛症

頭皮トラブルによる炎症や自己免疫反応による円形脱毛症も、抜け毛を増やす原因になります。円形脱毛症は突然円形状に毛が抜け落ち、進行度合いによっては多発性になることもあります。

脂漏性皮膚炎の場合は頭皮が脂っぽくなる一方で乾燥やフケが多くなり、赤みやかゆみが出ることがあります。

代表的な頭皮トラブル

  • 頭皮に赤みやかゆみがある
  • フケの量が過剰または脂っぽい
  • 円形状の脱毛斑が複数箇所に存在する

これらの症状があるときは自己判断せず、早めに専門家の診断を受けることが重要です。

その他の内科的疾患が原因のケース

貧血や甲状腺機能の異常など、内科的な疾患が髪の成長に悪影響を与えることがあります。たとえば鉄欠乏性貧血になると十分な酸素や栄養が頭皮に行き渡らず、抜け毛が増える原因になります。

もし抜け毛とともに全身の倦怠感や動悸、体重の増減などが見られる場合は、内科的な検査も考慮すると良いでしょう。

抜け毛を軽減するための生活習慣とケア

「抜け毛がやばい」と思うほど増えた場合、早めに医療機関を受診するのは大切ですが、生活習慣の改善やセルフケアでも髪へのダメージを軽減できる可能性があります。

規則正しい生活と適切な頭皮ケアを行うと、髪が生えやすい土台づくりをサポートできます。

食事と睡眠を見直す

髪の健康を考えるうえで、バランスの取れた食事と十分な睡眠は非常に重要です。髪の主成分となるたんぱく質をしっかりとり、ビタミン・ミネラルを含む食品も積極的に摂取すると良いでしょう。

また、睡眠時間が不足すると成長ホルモンの分泌が低下し、髪の成長にブレーキがかかってしまいます。

  • 1日3食を基本に、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランスよく
  • 過度なダイエットは控え、適度なカロリーコントロールを心がける
  • 就寝前のスマートフォンやカフェイン摂取を控え、質の良い睡眠を意識する

食事と睡眠の改善

改善ポイント具体例期待できる効果
たんぱく質の積極的摂取鶏肉、魚、大豆製品など毛髪の主成分ケラチンの生成を助ける
ビタミン・ミネラルの補給緑黄色野菜、果物、海藻類頭皮の血流改善や毛母細胞の働きをサポート
カフェインの摂取制限コーヒーを就寝数時間前には控える良質な睡眠を確保し、成長ホルモンの分泌を後押し
早めの就寝習慣午後11時から午前2時は髪のゴールデンタイムともいわれる発毛や育毛に有利なホルモン分泌が期待できる

正しいシャンプーや頭皮マッサージ

頭皮を清潔に保ちつつ、過度な刺激を与えないシャンプー習慣が求められます。指の腹で優しく洗い、すすぎ残しを避けることが大切です。

シャンプー後に軽く頭皮マッサージを行うと血行が促進され、毛根への栄養供給がスムーズになります。

シャンプーやマッサージのポイント

  • 頭皮は爪ではなく、指の腹で円を描くように洗う
  • 洗浄力が強すぎるシャンプーを避けて頭皮環境を整える
  • ドライヤーの熱は低めの温度で根元から乾かす
  • マッサージを習慣化して血行をサポート

ストレスケアと適度な運動

ストレスが抜け毛に関与することは多く、リラクゼーションや適度な運動によってストレスをコントロールすると抜け毛軽減に役立ちます。

特にウォーキングやヨガなど軽度から中程度の運動は血行促進にもつながり、頭皮環境にも良い影響を与えます。

AGAや薄毛を疑ったときの受診のタイミング

「抜け毛の量がやばいかもしれない」「抜け毛がすごいけど大丈夫?」と感じる状態が続くなら、自己判断だけでなく専門家に相談することで原因や適切な治療法を見つけやすくなります。

多くの人は悩んでから受診までに時間を要しますが、その間にも薄毛は進行してしまう可能性があります。

早期受診のメリット

AGAをはじめとする薄毛は進行性であるケースが多いです。早期に受診すれば症状が軽減できる見込みが高まり、発毛を期待しやすい段階で治療を始めることが可能です。

特にAGA治療薬は長期的な服用が必要な場合もあるため、早めのスタートが鍵になります。

  • 薄毛の進行を食い止めやすい
  • 治療効果を客観的に評価しやすい
  • 自己流のケアで悪化させるリスクを減らせる

受診を考える判断材料

状況受診を検討する目安
抜け毛の量が1カ月以上増え続けていると感じる髪質や量に大きな変化を感じる場合
AGAや薄毛の家族歴がある予防的観点からも早期相談が望ましい
円形脱毛症の疑い(円形状の脱毛斑が複数確認できる)自己免疫性など専門的な診断が必要
頭皮トラブル(脂漏性皮膚炎やフケ、かゆみなど)が続く内科的疾患との関連も含めて診察が大切

どの診療科に相談すればいいのか

一般的に抜け毛や薄毛の悩みは皮膚科や頭髪専門のクリニックが対応しています。AGA専門クリニックも各地に存在し、診断から治療、アフターケアまで一貫したサポートを受けられます。

円形脱毛症や脂漏性皮膚炎などの疑いがある場合も、皮膚科で受診可能です。気になる症状があるときは、まず近隣の皮膚科やクリニックに相談してみると良いでしょう。

受診時に伝えておきたいポイント

医師に相談するときは、抜け毛の量や期間だけでなく、生活習慣や家族歴、使用しているケア用品なども詳しく伝えてください。

情報が多いほど、原因究明や治療法の提案が的確に行われやすくなります。特に育毛剤やサプリメントをすでに使っている場合は、その成分や使用期間も把握しておくとスムーズです。

クリニックで行う代表的な薄毛治療

抜け毛の原因がAGAやその他の脱毛症と診断された場合、クリニックでは内服薬や外用薬、注入療法など多岐にわたる治療が行われます。

内服薬治療

AGA治療薬として広く知られるフィナステリドやデュタステリドは、男性ホルモンが脱毛を引き起こすメカニズムを抑制する働きを持ちます。

副作用についての理解や定期的な血液検査が必要な場合もありますが、薄毛治療の柱となっています。

まだ薄毛とまでは言えず、抜け毛がすごい程度の段階でも、薬による治療で進行を抑えられる可能性があります。

薬剤作用
フィナステリドDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える
デュタステリドフィナステリドより幅広い酵素を阻害するとされる

内服薬と外用薬の特徴

治療法投与形態主な作用向いているケース
内服薬服用男性ホルモンの影響を抑制AGAの進行を抑えたい男性
外用薬頭皮へ塗布血行促進、毛母細胞への栄養補給性別問わず発毛を促したい人

注入療法(メソセラピーなど)

頭皮に成長因子やビタミン、アミノ酸などのカクテルを直接注入して、毛根周りの環境を整える方法があります。

内服薬だけでは得にくい局所的な方法として利用されることが多いです。痛みや施術回数、費用など、事前に詳しく相談しておくと安心です。

注入療法を受ける際に押さえておきたいこと

  • 成長因子や有効成分の種類
  • 施術の頻度と施術後のケア
  • 麻酔や痛みに対する対策
  • 他の治療との併用可能性

自毛植毛

自分の後頭部や側頭部など比較的毛髪が豊富な部分から毛根を採取し、薄毛部分に移植する方法です。移植した毛根は定着すればそのまま生え続けるため、一定の効果が見込めます。

ただし、施術費用やダウンタイム、術後のケアなどを考慮する必要がある治療法です。進行が進んだ脱毛症の場合の選択肢になることが多いです。

抜け毛を放置しないための注意点

抜け毛がやばいほど増えていると感じたら、早期の判断と対策が後々大きな差につながります。

放置すればするほど治療期間が長くなる場合があり、精神的な負担も大きくなりがちです。

悪化を招きやすい行動パターン

「まだ大丈夫だろう」と自己判断してしまうと、気づいたときには毛髪が大きく減っているというケースがあります。また、誤った育毛剤の使い方や過度な頭皮マッサージなど、かえって抜け毛を助長する行為には要注意です。

  • 市販の育毛剤に頼りすぎて原因の根本が放置される
  • 頭皮を過度に刺激して炎症を起こす
  • ストレス発散ができず、さらにホルモンバランスが乱れる

抜け毛を放置するリスク

リスク内容
進行による取り返しの難しさ重度になると医療費や治療期間が増え、精神的負担も高まる
頭皮環境のさらなる悪化放置中に生活習慣が乱れれば頭皮トラブルが重なり症状が深刻化
自己流ケアで誤った対策を行うリスク育毛剤の乱用や刺激の強い洗髪などで抜け毛を増やしてしまうことも
適切な時期に受診できず治療が遅れる病院やクリニックの早期受診による効果を得られないまま症状が進行

家族や周囲の人に相談する

抜け毛や薄毛の悩みはデリケートで、一人で抱え込みがちです。しかし、家族やパートナーに相談することで客観的な視点が得られたり、頭皮の状態を確認してもらえたりする利点があります。

周囲の理解を得ることで、ストレスを軽減し、治療やケアへのモチベーションを保ちやすくなるでしょう。

定期的なセルフチェックと専門家のフォロー

抜け毛が気になり始めた段階で、定期的なセルフチェックを取り入れると問題の早期発見に役立ちます。

具体的には枕元や排水口の髪の量、頭皮の状態を週1回程度観察するなど、習慣化しておくのがおすすめです。

さらに、クリニックでの定期的なフォローアップを受ければ、治療効果や頭皮環境の変化を客観的に把握できます。

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