
ビクトーザをオンラインで処方してもらう経路は、対面の受診とまったく別の医療にあたるものではなく、情報通信機器を使って行う診療として、国の指針の枠内に置かれています。
通院にかかる時間と交通費は確かに軽くなります。ただし画面越しでは取れない情報があり、初診の扱いや一度に処方できる日数には、指針が制度上の線を引いています。
費用のほうも一つの金額では語れません。薬剤費・診察料・配送料と項目を分けて並べていくと、経路によって動く部分と、どちらを選んでも動かない部分が見えてきます。
2026年8月時点の枠組みをもとに、手順と費用の構造を順にたどります。
ビクトーザのオンライン診療を支えている制度の土台
オンライン診療は、対面の診療を簡略にした簡易版ではありません。医師が情報通信機器を通じて診察し、診断と処方まで責任を負う診療行為であり、厚生労働省が示す指針がその実施条件を定めています。
情報通信機器を通じた診察も医師の診療行為
厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」は、リアルタイムの映像と音声によって医師が患者を診察し、診断や処方といった医療行為をその場で行うものをオンライン診療と位置づけています。電話やメールで症状を伝えるだけの相談とは、扱いが分かれます。
診療である以上、医師には診療録の作成義務があり、患者には受診した記録が残ります。あとから別の医療機関にかかるときも、いつどの用量のビクトーザを使っていたのかを引き継げるのは、この記録が土台にあるからです。
指針は、オンライン診療を行う医師に対して所定の研修の受講を求めており、患者側にも周囲から会話が聞こえない場所で受けるよう促しています。自宅の居間でも要件は満たしますが、公共の場所からの受診は想定されていません。
自由診療でビクトーザを使う場合も指針の枠内
日本で承認されているビクトーザ(リラグルチド 最大1.8mg/日)の効能は2型糖尿病であり、肥満症やダイエットの効能では承認されていません。体重を落とす目的で使うときは適応外使用となり、自由診療として全額が自己負担になります。
ただし自由診療だからといって、オンライン診療の指針が外れるわけではありません。診療計画の作成も本人確認も、保険診療と同じように求められます。費用の決まり方だけが別になる、と考えると整理しやすいでしょう。
| 受診の目的 | 医療費の扱い | オンライン診療の指針 |
|---|---|---|
| 2型糖尿病の治療 | 公的医療保険の給付対象 | 適用される |
| 体重を落とす目的 | 自由診療で全額が自己負担 | 適用される |
同じリラグルチドという成分でも、最大3.0mg/日のサクセンダは国内で承認されておらず、入手の経路も用量も別の薬として扱われます。オンラインの画面上で名称が並んでいても、両者を同じものとして受け取らないほうが安全です。
指針は改訂を重ねてきた
オンライン診療の指針は2018年に初めて示され、その後も社会情勢に合わせて何度か改訂されてきました。初診の扱いや処方できる日数といった細部は、そのたびに書き換わっています。
そのため、数年前の解説記事や口コミをそのまま当てはめると、現在の運用と食い違う場面が出てきます。この記事で示す枠組みも2026年8月時点のものなので、実際に受診する前には厚生労働省が公表している現在の版を確かめるのが確実です。
ビクトーザのオンライン処方が決まるまでにたどる手順
オンラインでビクトーザの処方が出るまでには、予約・問診・本人確認・診察・処方という区切りがあり、そのどれもが省略できません。画面越しであっても、対面の初診で踏む手順とほぼ同じ順序をたどります。
| 区切り | 受診する側が行うこと | 医師が確かめること |
|---|---|---|
| 予約と問診 | 希望日時の選択と問診票の入力 | 既往歴・服用中の薬・体重の推移 |
| 本人確認 | 身分証の提示 | 受診者と申込者が同一人物か |
| 診察 | 映像と音声で症状を伝える | 使用の可否と開始用量 |
| 処方と受け取り | 決済と配送先の指定 | 処方日数と次回の受診時期 |
予約と問診の入力で医師に渡す情報
予約の段階で入力する問診票は、画面越しの診察を補うための材料になります。身長と体重、血糖やHbA1cの直近の値、服用中の薬、膵炎や甲状腺の病気の既往といった項目が並ぶのが一般的です。
対面であれば診察室で口頭のやり取りから拾える情報を、オンラインでは文字で先に渡す形になります。健診結果や以前の処方の記録が手元にあるなら、日付とあわせて書き添えておくと診察が進みやすくなります。
逆に、問診票の入力だけで薬が届く仕組みになっていれば、それは診療ではありません。指針が求めているのは、入力内容を医師が読んだうえで、映像と音声による診察を行う流れです。
診察の前に済ませる本人確認
オンライン診療では、受診しているのが本人かどうかを画面越しに確かめる手続きが入ります。運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きの身分証をカメラに映す方式が多く、保険診療なら保険資格の確認も重なります。
確認が求められるのは患者側だけではありません。指針は医師にも、氏名と医師免許を持つ旨を患者に明らかにするよう求めており、誰が診ているのかを受診する側が確かめられる建て付けになっています。
診療計画には何が書かれる?
継続してオンライン診療を受ける場合、医師はあらかじめ診療計画を作り、患者の合意を得たうえで診療を始めます。どの症状を対象にするか、どのくらいの間隔で受診するか、急に具合が悪くなったときにどこへ連絡するかが、そこに書き込まれます。
ビクトーザのように用量を段階的に上げていく薬では、この計画が実務上の意味を持ちます。増量の時期と、その前に確かめる体調の項目が決まっていれば、画面越しでも判断の材料がそろうからです。
対面での診察が必要になったときにどこを受診するのかも、計画に含めるよう指針は求めています。遠方のクリニックだけを窓口にしていると、この受け皿が空欄になりやすい点には注意が要ります。
製造販売元のノボ ノルディスク ファーマは2025年10月20日、ビクトーザ皮下注18mgを2026年後半に販売終了とすると公表しました。発表の時点では通常どおりの出荷が続いており、2026年以降の順次の変更を同社は呼びかけています。
そのため診療計画に書き込む見通しには、増量の段取りだけでなく、この薬をいつまで使えるのかという時間の軸も加わりました。画面越しの診察でも、先の予定を医師と共有しておく意味は以前より大きくなっています。
オンラインで処方を受ける手順にも、続けて使えるかどうかを確かめるという項目が入ってきます。今後の見通しや変更が要るかどうかは、処方を受けている医療機関に相談してください。
対面と比べてオンラインのビクトーザ治療で変わらないもの
血糖の管理を対面と画面越しで比べた研究では、短期間の結果に大きな開きは出ていません。処方の責任も薬そのものの性質も経路では変わらず、変わるのは診察の届き方だと考えると見通しが立ちます。
診断と処方に伴う責任は経路で変わらない
オンラインで処方が出た場合も、その判断を下したのは診察した医師です。副作用が起きたときの相談先も、用量を見直す権限も、対面で処方を受けたときと同じところにあります。
薬が手元に届くまでの間には薬剤師も関わり、映像と音声による服薬指導を受けたうえで配送される仕組みが整えられています。渡し方が郵送に変わっても、説明を受ける機会そのものが消えるわけではありません。
- 診察した医師が処方の責任を負う点
- 診療録に記録が残る点
- 薬剤師による服薬指導が入る点
- 副作用が出たときの相談先がある点
- 用量を上げる判断を医師が行う点
血糖の管理を比べた研究が示した幅
シンガポールのプライマリケア診療所で、HbA1c 7.0%以上の2型糖尿病患者644人を対象に、電話診療と対面診療を比べた後ろ向き研究があります。
4か月間のHbA1cの平均変化は、対面群が-0.16ポイント(95%信頼区間 -0.26〜-0.07)、電話群が-0.11ポイント(95%信頼区間 -0.20〜-0.02)でした。
両群の差は+0.05ポイントにとどまり、あらかじめ設定した非劣性の許容幅0.5ポイントを下回りました。ところがHbA1cが9%以上の人に絞ると差は+0.31ポイントに広がり、許容幅を超えています。
血糖の乱れが大きい人ほど、画面越しだけでは支えきれない部分が残ると読める結果です。ビクトーザを2型糖尿病の治療として使う場面でも、この線引きは判断の助けになります。
薬を使った肥満治療を画面越しで比べた試験
米国では、フェンテルミン(ビクトーザとは別の肥満治療薬)を使う12週間の無作為化試験で、オンライン診察と対面診察が比べられました。12週時点の体重の平均変化はオンライン群が-6.5%、対面群が-7.7%で、5%以上減った人はそれぞれ65%と71%でした。
薬の忍容性や使用の守られ方にも差は見られず、短期の結果としてオンラインは対面に劣らないと報告されています。診察の届け方が変わっても、薬物療法そのものは成り立つと示した試験だといえます。
ドイツの消費者向けオンライン診療で肥満治療としてリラグルチドの処方を受けた966人を追った研究では、50日後に85.6%が2kgを超える減量を報告し、平均は4.9kgでした。有害事象は39.8%が経験し、その多くは消化器の症状です。
なお、この研究で使われたリラグルチドは肥満治療の用量であり、2型糖尿病の効能で承認された国内のビクトーザとは、適応も1日の上限量も違うものだと押さえておく必要があるでしょう。
画面越しのオンライン診療ではビクトーザの何が確かめられないのか
触れて診る所見と、その場での採血は画面越しに取れません。ここが対面との最大の違いで、指針が対面診療との組み合わせを求めている理由でもあります。
触れて診る所見と体の測定は自宅で完結しない
腹部を押して痛みの出方を確かめる診察や、注射部位のしこりを触って判断する診察は、映像だけでは代わりになりません。膵炎を疑う場面のように、触診と血液検査を組み合わせて初めて判断できる状況もあります。
- 腹部の触診で分かる圧痛の場所
- 注射部位のしこりや硬さ
- 採血で分かる血糖・HbA1c・膵酵素
- 同じ機器で測り続けた体重と腹囲
体重も、自宅の体重計と医療機関の測定器では条件がそろいません。着衣や測る時間帯が日によって変われば、数百グラムの差は簡単に生まれます。経過を追うときは、測る条件を自分の側で固定しておくと比べやすくなるでしょう。
インスリンを併用している人ほど差が開いた
米国の大規模な医療システムで、2型糖尿病のため内分泌科を受診した成人3,778人を追った後ろ向き研究があります。オンラインのみが1,182人、対面のみが1,049人、両方を使った人が1,547人という内訳でした。
12か月後のHbA1cの調整済み変化を見ると、オンラインのみの群には有意な変化がありませんでした(-0.06%、95%信頼区間 -0.26〜0.14、P=0.55)。
これに対し、対面のみの群は0.37%(95%信頼区間 0.15〜0.59、P<0.001)、両方を使った群は0.22%(95%信頼区間 0.07〜0.38、P=0.004)の改善を示しています。
さらに、1日に複数回インスリンを注射している人では、インスリンを使っていない人と比べ、オンラインのほうが対面より12か月のHbA1c変化が0.25ポイント高くなりました(95%信頼区間 0.02〜0.47、P=0.03)。
治療が複雑な人ほど、画面越しだけに寄せるのは不利に働くと読み取れる結果でしょう。
患者側から挙がった不安の中身
スイスの大学病院で肥満治療プログラムに参加した19人に33回の面接を行った質的研究では、利便性を歓迎する声と並んで、身体診察がない点への懸念が語られました。医療者との関係を築きにくい、言語や機器の扱いに壁があるといった声も挙がっています。
マレーシアで2型糖尿病の48人に聞き取りを行った研究でも、通院回数が減る利点は評価される一方、通信環境や画面の操作、費用が障壁として挙げられました。オンラインが誰にとっても軽い経路になるとは限らない、という当たり前の事実がここに表れています。
ビクトーザのオンライン診療で制度上できないこと
条件を満たせば初診からでも受けられますが、そのぶん処方できる日数には上限が置かれています。オンラインだから何でも早く進む、という理解のままだと、実際の流れとずれが生じます。
初診からでも受けられる?
指針は、初診からのオンライン診療について、日頃から受診している医師が行うのを原則としています。それ以外の医師が初診から診る場合には、事前の相談などを通じて症状や医学的な情報を十分に得られる場合に限る、という条件が付きます。
そのうえで、映像と音声で診察しても判断がつかないと医師が考えたときは、オンラインでの診療を続けずに対面へ切り替える判断が求められます。処方に至らないまま終わる初診も、制度上は当然に想定されています。
一度に処方できる日数の上限
基礎疾患の情報を十分に把握できていない患者に対しては、8日分以上の処方を行わないと指針は定めています。初診では血液検査の結果もそろっていないため、この制限が働く場面は珍しくありません。
ビクトーザは1キットに18mgが入っており、1日の用量によって1本で過ごせる日数が変わります。日数の上限が掛かる初回は、まとめて何か月分も受け取る形にはならないと考えておくほうが実情に合います。
加えて、麻薬や向精神薬を初診のオンライン診療で処方しないという定めもあります。ビクトーザはこれらに当たりませんが、併用薬の中に該当する薬があると、そちらは別の受診が必要になる場合があります。
医師と患者の双方に求められる本人確認
本人確認は形式的な手続きに見えますが、なりすましによる処方を防ぐという実務的な狙いがあります。家族の分をまとめて受け取る、といった運用ができないのは、この確認が診察と一体になっているためです。
診察の場所についても定めがあり、患者は医療情報が漏れない環境で受ける前提です。移動中の車内や職場の共有スペースからの受診は、この前提から外れてしまいます。
| 制度上の項目 | 指針が求めている内容 | 受診する側で起きること |
|---|---|---|
| 初診の実施 | 原則は日頃から診ている医師 | 事前の相談を挟む場合がある |
| 処方日数 | 情報が不足する患者には8日分未満 | 初回はまとめ処方にならない |
| 本人確認 | 患者と医師の双方が身元を示す | 身分証の提示が要る |
| 受診する場所 | 医療情報が漏れない環境 | 公共の場からは受けられない |
オンラインでビクトーザを続けると費用のどこが軽くなるのか
通院に伴う交通費と移動時間は、オンラインに切り替えるとそのまま消えます。一方で薬剤費は経路では動かないため、軽くなるのは診療の周辺にある負担だといえます。
通院にかかる時間と交通費が消える
片道30分の通院を月1回続けると、待ち時間を含めて半日近くが受診に取られます。往復の交通費が1,000円だとすれば年間で1万2千円ほどになり、仕事を休んで通う人であればその分の収入も差し引かれます。
この負担は診療報酬にも自由診療の価格にも現れないため、見積書を眺めているだけでは見落とされます。総額を比べるときは、通院に費やす時間を金額に換算して並べておくと判断がぶれません。
遠方に住む人ほど差が縮む
米国で2型糖尿病と動脈硬化性の心血管疾患を併せ持つ成人9,546人を調べた研究では、オンライン診療が広まる前、内分泌科を受診できるかどうかが通院距離に左右されていました。
距離が10マイル延びるごとに、受診のオッズは0.74倍(95%信頼区間 0.64〜0.84)まで下がっています。
オンライン診療が広まった後は距離による不利が小さくなり、地理的な障壁のある人ほど恩恵を受けたと報告されました。ただし年齢や人種による受診の差は残っており、経路が増えれば格差がすべて埋まるわけではないとも述べられています。
薬の代金そのものは経路で下がる?
2型糖尿病の治療として保険診療で使う場合、ビクトーザの薬剤費は薬価という全国共通の価格で決まります。画面越しに処方を受けても対面で受け取っても、この土台は動きません。
自由診療では医療機関ごとに価格が決まるため、オンライン専業のところが対面より安い金額を示す場面はあります。ただし安く見える理由が仕入れなのか、診察や検査を薄くした結果なのかは、価格表からは判別できません。
| 費目 | 対面で通う場合 | オンラインの場合 |
|---|---|---|
| 薬剤費 | 薬価または医療機関の設定価格 | 経路では変わらない |
| 診察料 | 受診のたびに生じる | 受診のたびに生じる |
| 交通費と移動時間 | 通院の回数だけ積み上がる | 生じない |
| 配送料・手数料 | 生じない | 回数に応じて加わる |
ビクトーザのオンライン処方で費用が積み上がる場所
オンラインに切り替えれば総額も下がると考えがちですが、診察料と配送料は受け取る回数だけ積み上がります。処方日数に上限が掛かる時期は受診の間隔が詰まるため、月あたりの負担もそこで跳ね上がりやすくなるでしょう。
診察料は受診の回数だけ生じる
初回に8日分未満しか処方できない場面では、その日数が尽きる前に次の診察が入ります。用量を上げていく時期も経過を確かめる間隔が短くなり、同じ1か月で診察が2回以上必要になるケースも珍しくありません。
1回あたりの診察料が安く見えても、回数が増えれば合計は膨らみます。費用を比べるなら、1回いくらではなく、開始から3か月で何回受診する見込みかを置いて計算するほうが実態に近づきます。
配送料と決済にかかる手数料
ビクトーザは冷蔵での保管が要る注射薬なので、配送も温度管理された形になります。1回あたりの送料が数百円から千円台に設定されているのが一般的で、受け取りの回数が増えればその分だけ積み上がります。
米国の自費負担の立場から行われた費用便益分析では、チルゼパチド(ビクトーザとは別の薬)の開始用量2.5mgを遠隔で扱うと月額が53.6%下がった一方、安価な後発品のトレチノインクリームでは相談料の分だけ30ドル高くなったと報告されています。
薬の値段が高いほど遠隔の経路で得をしやすく、薬が安いと相談料が上回るという構図です。プラットフォームの手数料をどこに載せているかで、総額の見え方は変わってきます。
見積もりは期間で切りそろえて比べる
オンラインの価格表は、1本あたり・1か月あたり・初回限定と単位がまちまちです。同じ土俵に載せるには、3か月なり6か月なりの期間を先に決め、その間に生じる薬剤費・診察料・配送料をすべて足し上げる形にそろえます。
| 費目 | 回数の数え方 | 確かめる点 |
|---|---|---|
| 薬剤費 | 用量と処方日数から出る本数分 | 1本あたりか1か月あたりか |
| 診察料 | 期間中に受ける診察の回数分 | 初回と2回目以降の差 |
| 検査料 | 開始前と経過を追う時期 | 何をいつ測るか |
| 配送料と手数料 | 薬を受け取る回数分 | 総額に含むか別建てか |
初回限定の価格が示されている場合は、2回目以降がいくらになるのかを必ず確かめます。まとめて前払いする形なら、途中で中止したときの返金の扱いも同じ書面で示されているかを見ておきたいところです。
消費者向けの遠隔診療を扱った44本の文献をまとめたレビューでは、利用者像や質と安全性を調べた研究が中心で、経済的な評価はまだ乏しいと指摘されています。数字がそろっていない領域だからこそ、自分の条件で足し算し直す作業に意味があります。
期間を長めに取って前払いする形を選ぶなら、その期間が販売終了の時期と重なる可能性も見込んでおきたいところです。変更の相談には体調や併用している薬を診たうえでの判断が要るため、画面越しだけで話が収まらない場面もあります。
発表から販売終了までには時間が置かれていますから、申し込みを急いで決める必要はありません。手元の残りと次の受診の時期を並べたうえで、順に医師と相談していけば間に合います。
よくある質問
ビクトーザのオンライン診療は初診から受けられますか?
厚生労働省の指針は、初診からのオンライン診療を日頃から受診している医師が行うのを原則としています。それ以外の医師が初診を担う場合には、事前の相談などで症状や医学的な情報を十分に得られる状況に限られます。
映像と音声だけでは判断がつかないと医師が考えたときは、対面での診察に切り替える流れになります。初診で処方まで進まない場合もあると見込んでおくと、実際の進み方とのずれが小さくなります。
ビクトーザをオンラインで処方してもらうとき、最初は何日分まで出せますか?
指針では、基礎疾患の情報を十分に把握できていない患者に対して8日分以上の処方を行わないと定められています。初診では検査の結果もそろっていないため、この制限が働く場面が多くなります。
まとめて数か月分を受け取る形にはならないので、次の受診の時期を診察の場で決めておくと途切れません。日数の扱いは指針の改訂で変わるため、2026年8月時点の内容として受け止めてください。
ビクトーザのオンライン診療で本人確認はどのように行いますか?
運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの身分証を画面に映す方式が一般的です。診察を受けている人と申し込んだ人が同一かどうかを、医師がその場で確かめます。
確認を求められるのは患者側だけではありません。医師も氏名と医師免許を持つ旨を示すよう指針が定めており、誰が診療しているのかを受診する側が確かめられる仕組みになっています。
ビクトーザをオンラインで続けると対面の受診は不要になりますか?
採血や触診は画面越しに行えないため、対面が要る場面は残ります。指針も、対面診療が必要になったときにどこを受診するのかをあらかじめ決めておくよう求めています。
研究でも、オンラインだけに寄せた群は対面や併用の群と比べて血糖の改善が乏しく、治療が複雑な人ほどその差が開きました。画面越しと対面を組み合わせる形が現実的だといえます。
ビクトーザのオンライン処方の費用は何を見れば比べられますか?
薬剤費・診察料・検査料・配送料・決済手数料という費目に分け、それぞれが何回生じるのかを並べると比べやすくなります。表示の単位が1本あたりなのか1か月あたりなのかも、そろえておきたい点です。
初回限定の価格が示されている場合は、2回目以降の金額と、途中で中止したときの返金の扱いを同じ書面で確かめます。3か月や6か月といった期間で総額を出すと、経路ごとの差がはっきりします。
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