ゼップバウンドの添付文書解説|医療従事者が確認する効能効果と用法用量

ゼップバウンドの添付文書解説|医療従事者が確認する効能効果と用法用量

ゼップバウンド(一般名:チルゼパチド)は、GIPとGLP-1の2つの受容体に作用する肥満症治療薬です。添付文書には効能効果や用法用量、副作用、禁忌など、医療従事者と患者さんの双方にとって大切な情報が網羅されています。

この記事では、添付文書の内容をもとに、ゼップバウンドがどのような患者さんに処方されるのか、どのように用量を調整するのか、注意すべき副作用は何かといった疑問に対して、肥満症の診療経験をふまえながらわかりやすく解説します。

「薬の添付文書って難しそう」と感じている方にも安心して読んでいただけるよう、医学用語にはかみ砕いた説明を添えました。主治医への相談材料として、ぜひお役立てください。

目次 Outline

ゼップバウンドの添付文書とは|チルゼパチドの基本情報を医師が丁寧に解説

ゼップバウンドの添付文書は、日本イーライリリー株式会社が厚生労働省の承認を受けて作成した公式の医薬品情報です。有効成分チルゼパチドの薬理作用や臨床試験結果、副作用の発現率まで、処方に必要な情報がすべて記載されています。

ゼップバウンドは「GIP/GLP-1受容体作動薬」に分類される肥満症治療薬

ゼップバウンドの有効成分チルゼパチドは、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)という2種類のホルモンの受容体に同時に働きかけます。この「二重受容体作動薬」という分類は、従来のGLP-1受容体作動薬とは異なる新しいカテゴリーです。

GIPとGLP-1はどちらも消化管から分泌されるホルモンで、食欲の調節やインスリン分泌の促進に関わっています。チルゼパチドは両方の受容体に結合することで、食欲を抑え、満腹感を持続させ、結果として体重を減少させる効果が期待できるとされています。

添付文書を読む前に押さえておきたいチルゼパチドの作用の仕組み

チルゼパチドは週1回の皮下注射で投与される薬です。体内に入ると約5〜6日かけてゆっくり作用し続けるため、毎日注射する必要がありません。添付文書によると、投与後のピーク濃度は約24時間後に到達します。

食欲を自然に抑えつつ、代謝機能にも好ましい影響を与えるのが特徴です。ただし、あくまで食事療法や運動療法と併用する薬であり、単独で使えばよいという位置づけではない点を押さえておきましょう。

ゼップバウンドとマンジャロの基本比較

項目ゼップバウンドマンジャロ
有効成分チルゼパチドチルゼパチド
適応症肥満症2型糖尿病
用量範囲2.5mg〜15mg2.5mg〜15mg
投与方法週1回皮下注射週1回皮下注射
製造元日本イーライリリー日本イーライリリー

ゼップバウンドとマンジャロは同じ成分だが適応症が異なる

よく混同されがちですが、ゼップバウンドとマンジャロは同じチルゼパチドを有効成分としながら、認められている適応症が異なります。マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されているのに対し、ゼップバウンドは肥満症に特化した治療薬です。

注入器の形状が同じであるため取り違えのリスクもあり、添付文書でも注意が喚起されています。処方を受ける際には、ご自身が受け取った薬の名称を必ず確認してください。

ゼップバウンドの効能効果|処方されるのはどんな肥満症の患者さんか

ゼップバウンドの効能効果は「肥満症」です。ただし、すべての肥満の方に処方されるわけではなく、添付文書にはBMIや健康障害に関する明確な基準が定められています。

BMI27以上で2つ以上の肥満に関連する健康障害がある方が処方対象になる

添付文書によると、ゼップバウンドの処方対象は大きく2つのパターンに分けられます。1つ目はBMIが27kg/m²以上で、肥満に関連する健康障害を2つ以上お持ちの方。2つ目はBMIが35kg/m²以上で、健康障害を1つ以上お持ちの方です。

ここでいう「肥満に関連する健康障害」には、高血圧や脂質異常症、2型糖尿病などが含まれます。単に体重が多いというだけでは処方の基準を満たさないため、必ず医師の診察と検査を受けたうえで判断されるとお考えください。

高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを合併していることが条件

効能効果の但し書きとして、「高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し」という文言が添付文書に明記されています。つまり、BMIの基準を満たしていても、これら3つの疾患のうち1つも合併していなければ処方対象にはなりません。

この条件は、肥満による健康リスクが高い方を優先的に治療するという医学的な考え方に基づいています。ご自身が対象になるかどうか気になる場合は、健診結果を持参して担当医に相談されるのがよいでしょう。

食事療法や運動療法だけでは十分な効果が出なかった場合に限り処方される

もう1つ見落としがちな要件として、「食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合」という前提条件があります。ゼップバウンドはあくまで生活習慣の改善を補助する薬であり、「食事制限も運動も一切せずに痩せたい」という使い方は想定されていません。

添付文書には「薬物治療の対象として適切と判断された患者のみを対象とすること」とも書かれており、最終的な処方の判断は主治医が下します。

  • BMI 27kg/m²以上+肥満関連健康障害2つ以上
  • BMI 35kg/m²以上+肥満関連健康障害1つ以上
  • 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを合併
  • 食事療法と運動療法を先に実施済みであること

ゼップバウンドの用法用量|2.5mgから始める週1回の皮下注射スケジュール

ゼップバウンドは週1回、同じ曜日に皮下注射する薬です。添付文書では2.5mgから開始して段階的に増量するスケジュールが明確に定められており、自己判断で用量を変えることはできません。

通常は週1回2.5mgからスタートし4週間ごとに増量する

投与のスタートラインは全員同じで、チルゼパチドとして週1回2.5mgです。この用量で4週間投与した後、2.5mgずつ増量していきます。いきなり高用量を使わない理由は、消化器系の副作用を最小限に抑えるためです。

増量のペースは添付文書で「4週間の間隔」と定められています。体調や副作用の出方によっては、医師が増量のタイミングを延期することもあるので、決して自己判断で用量を上げないよう注意が必要です。

維持量は週1回10mgだが患者さんの状態に応じて5mgや15mgも選べる

多くの患者さんが目指す維持量は週1回10mgです。ただし、添付文書には「患者の状態に応じて適宜増減する」との記載があり、忍容性(薬に対する体の耐えやすさ)や体重の減り方によって柔軟に調整されます。

副作用が強く出る場合は5mgまで減量して治療を続けるケースもありますし、効果が不十分なときは4週間以上の間隔をあけて最大15mgまで増量される場合もあるのです。

ゼップバウンドの用量調整スケジュール

投与時期用量ポイント
開始時2.5mg/週1回副作用の出方を確認
4週目以降5mg/週1回2.5mgずつ段階的に増量
8週目以降7.5mg/週1回忍容性を見ながら継続
12週目以降10mg/週1回通常の維持量
必要時最大15mg/週1回医師の判断で増量可

打ち忘れた場合は72時間ルールで対応する

「注射を打ち忘れてしまった」という場面は、週1回投与の薬では珍しくありません。添付文書では明確なルールが定められています。次回の投与まで3日間(72時間)以上空いている場合は、気づいた時点ですぐに注射してください。

一方、次の投与日まで72時間を切っている場合は、忘れた分を飛ばして予定どおりの曜日に投与します。投与日を変更するときは、前回の注射から72時間以上の間隔をあけるようにしましょう。

ゼップバウンドの副作用と安全性|消化器症状を中心に添付文書の記載を確認

ゼップバウンドで報告されている副作用は、大部分が消化器に関連した症状です。添付文書には発現頻度の高い副作用から重大な副作用まで詳細に記載されており、医師は投与前にこれらのリスクを十分に評価します。

吐き気・下痢・便秘など消化器系の症状が高頻度で報告されている

臨床試験でもっとも多く見られた副作用は、吐き気、下痢、嘔吐、便秘、腹部の不快感といった消化器症状でした。これらはGLP-1関連薬に共通して見られる特徴で、胃腸の運動がゆるやかになることに起因すると考えられています。

多くの場合、治療の初期や増量のタイミングで症状が出やすく、体が薬に慣れるにつれて徐々に軽くなっていきます。低用量から段階的に増やすのは、こうした副作用を和らげるための工夫でもあります。

急性膵炎や腸閉塞など添付文書に記載された重大な副作用

頻度はまれですが、添付文書には急性膵炎や腸閉塞(イレウス)といった重大な副作用も記載されています。激しい腹痛が持続する場合や嘔吐が止まらない場合には、すぐに医療機関を受診するよう指導されています。

腹部手術の既往がある方やイレウスの経験がある方は、腸閉塞を起こしやすいリスクがあるため、事前に主治医へ伝えておくことが大切です。

低血糖のリスクは低いが併用薬によっては注意が必要

ゼップバウンド単独で重い低血糖が起こるリスクは高くないとされています。しかし、SU薬(スルホニル尿素薬)やインスリン製剤を併用している場合は血糖値が下がりすぎるおそれがあり、添付文書でも注意喚起されています。

併用薬がある方は、ゼップバウンドの開始時や増量時に低血糖症状(冷や汗、手の震え、強い空腹感など)が出ないか、日ごろからご自身で気を配っておくとよいでしょう。

主な副作用と発現しやすい時期

副作用頻度発現しやすい時期
吐き気高い開始時・増量時
下痢高い開始時・増量時
便秘中程度治療期間全般
嘔吐中程度増量時
注射部位反応低い治療期間全般
急性膵炎まれ時期を問わない

ゼップバウンドの禁忌と併用注意|処方前に医師へ必ず伝えてほしいこと

添付文書の「禁忌」欄には、ゼップバウンドを絶対に使ってはいけない患者さんの条件が記されています。安全に治療を受けるために、ご自身の体質や既往歴を漏れなく医師に伝えることが何よりも大切です。

妊娠中・授乳中の女性にはゼップバウンドを投与できない

ゼップバウンドは、妊婦または妊娠の可能性がある女性への投与が禁忌とされています。動物実験で胎児に骨格奇形や内臓奇形が認められたためです。添付文書では投与中および最終投与後1か月間は避妊の必要性も明記されています。

授乳中の女性についても、ヒトの母乳中への移行が確認されているため、授乳を続けるか中止するかを主治医と相談する必要があります。妊活を考えている方は、治療の開始前に医師へ必ず相談してください。

甲状腺髄様癌の既往や家族歴がある場合も禁忌となる

ラットを用いた発がん性試験において、チルゼパチド投与群で甲状腺C細胞腫瘍(腺腫および癌)の発生頻度が上昇したと添付文書に記載されています。そのため、甲状腺髄様癌の既往がある方や、甲状腺髄様癌・多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴がある方に対しては安全性が確立されていません。

ゼップバウンドの禁忌・投与注意のまとめ

区分該当する方根拠
禁忌成分に過敏症の既往がある方アレルギー反応のリスク
禁忌妊婦・妊娠の可能性がある方動物実験で胎児毒性を確認
注意甲状腺髄様癌の既往・家族歴ラットでC細胞腫瘍増加
注意膵炎の既往がある方急性膵炎のリスク
注意腹部手術やイレウスの既往腸閉塞のおそれ

他のGLP-1受容体作動薬との併用は添付文書で禁じられている

ゼップバウンド(チルゼパチド)にはGLP-1受容体を刺激する作用が含まれているため、他のGLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬との併用はできません。たとえば、2型糖尿病で既にマンジャロを使用している方が、肥満症治療としてゼップバウンドを追加することは認められていないのです。

処方中の薬がある場合は、お薬手帳を必ず提示するようにしましょう。飲み合わせの安全性を医師が確認したうえで、治療方針が決まります。

ゼップバウンドの臨床試験(SURMOUNT試験)で確認された減量効果

ゼップバウンドの有効性は、SURMOUNT(サマウント)と名づけられた一連の大規模臨床試験で繰り返し検証されてきました。いずれの試験でも、チルゼパチド投与群はプラセボ(偽薬)群と比べて統計的に有意な体重減少を示しています。

SURMOUNT-1試験では72週で最大約21%の体重減少を達成した

SURMOUNT-1試験は、糖尿病を合併していない肥満の方2,539名を対象とした大規模な第III相試験です。72週時点での平均体重減少率は、5mg群で約15%、10mg群で約19.5%、15mg群で約20.9%でした。プラセボ群の約3.1%と比べると、その差は歴然としています。

さらに15mg群では参加者の半数以上が20%以上の体重減少を達成しており、従来の肥満症治療薬では到達が困難だった水準に達しました。

日本人を対象にしたSURMOUNT-J試験でも有意な体重減少が確認された

日本人の肥満症患者さんを対象としたSURMOUNT-J試験は、日本肥満学会の基準に基づいて計画されたものです。チルゼパチド10mg群では94%、15mg群では96%の方がベースラインから5%以上の体重減少を達成しました。プラセボ群の20%と比べると、顕著な有効性が認められています。

日本人特有の体格や代謝特性においても、グローバル試験と同様の有効性と安全性が確かめられた点は、国内で治療を受ける方にとって心強い結果でしょう。

治療を中断すると体重がリバウンドするため長期の継続が大切

SURMOUNT-4試験では、36週間のチルゼパチド投与で約21%の体重減少を達成した後、プラセボに切り替えた群は52週間で約14%のリバウンドが見られました。一方、治療を継続した群はさらに約5.5%の体重減少を達成しています。

肥満症は高血圧や糖尿病と同様に長期的な管理が求められる慢性疾患です。薬を途中でやめると体重が戻りやすいことは臨床試験のデータからも明らかで、主治医と相談しながら治療を続けていくことが重要といえます。

  • SURMOUNT-1:糖尿病なし、72週で最大約21%減量
  • SURMOUNT-2:2型糖尿病合併者でも有意な減量効果
  • SURMOUNT-3:生活習慣改善後にさらに約18%の上乗せ効果
  • SURMOUNT-J:日本人で有効性と安全性を確認

ゼップバウンドの自己注射と保管方法|添付文書に基づく正しい使い方

ゼップバウンドは医師や看護師から指導を受けたうえで、患者さんご自身が自宅で注射を行える薬です。添付文書には注射手順から保管方法まで、安全に使い続けるための情報が詳しく書かれています。

アテオス(ペン型注射器)を使った自己注射の基本

ゼップバウンドは「アテオス」と呼ばれる使い切りタイプのペン型注射器にあらかじめ薬液が充填されています。キャップを外してお腹や太ももに押し当て、ボタンを押すだけで薬液が注入される仕組みです。

初めて自己注射を行う際は、医療機関で手順の指導を受けてから開始します。添付文書でも「患者に十分な教育訓練を実施した後」に自己注射を開始するよう明記されており、安全面への配慮が徹底されています。

注射部位と保管方法のまとめ

項目内容注意点
注射部位腹部・太もも・上腕毎回異なる場所に注射
保管方法2〜8℃で冷蔵保存凍結させない
室温保管未使用品は30℃以下で21日間遮光して保管
使用期限外箱の期限を確認期限切れは使用不可

注射する部位は腹部・太もも・上腕の3か所から選ぶ

添付文書では、腹部(おへその周り5cm以上離した場所)、太ももの前面、上腕の外側の3か所が推奨されています。毎回同じ場所に打ち続けると皮下組織が硬くなる「注射部位反応」が起こりやすくなるため、ローテーションが推奨されます。

注射した部位に赤みや軽い腫れが出ることもありますが、多くの場合は一過性で自然に治まります。異常を感じたときは無理をせず、主治医に相談してください。

冷蔵保存が基本だが未使用品は室温でも一定期間保管できる

ゼップバウンドは基本的に2〜8℃の冷蔵庫で保管します。ただし、未使用のペンであれば30℃以下の室温で最大21日間の保管が認められています。旅行や外出時に持ち歩く際にも安心ですが、直射日光を避けて遮光することを忘れないでください。

一度でも凍結させてしまったペンは使用できません。冷蔵庫の奥に置いて凍ってしまうケースもあるため、保管場所にも気を配っておくと安心です。

よくある質問

ゼップバウンドの添付文書に記載されている効能効果の対象となるBMIの基準は何ですか?

ゼップバウンドの添付文書では、BMI 27kg/m²以上で肥満に関連する健康障害を2つ以上お持ちの方、またはBMI 35kg/m²以上で健康障害を1つ以上お持ちの方が処方の対象とされています。

いずれの場合も高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のうち少なくとも1つを合併していることが条件です。さらに、食事療法と運動療法を実施しても十分な効果が得られなかった場合に限り、薬物治療の対象として検討されます。

ゼップバウンドの用量はどのように増やしていくのですか?

週1回2.5mgの投与からスタートし、4週間ごとに2.5mgずつ段階的に増やしていきます。通常の維持量は週1回10mgですが、副作用が強い場合は5mgへ減量し、効果が不十分な場合は医師の判断で最大15mgまで増量できます。

増量の際は必ず4週間以上の間隔をあけることが添付文書で定められています。消化器系の副作用を軽減しながら、ご自身に合った用量を医師と一緒に見つけていくことが大切です。

ゼップバウンドの注射を打ち忘れた場合はどう対処すればよいですか?

次の投与予定日まで3日間(72時間)以上の間隔がある場合は、気づいた時点ですぐに注射してください。その後は、もともと決めていた曜日に投与を再開します。

72時間を切っている場合は、忘れた分をスキップして次の予定日にそのまま投与します。1回の注射を飛ばしても治療への影響は限定的ですので、慌てずにルールに沿って対応されるのが安心です。

ゼップバウンドは妊娠中や授乳中でも使用できますか?

妊娠中または妊娠の可能性がある女性にはゼップバウンドを投与できません。動物を用いた試験で、胎児に骨格奇形や内臓奇形が確認されているためです。投与中および最終投与後1か月間は避妊が求められます。

授乳中の方については、母乳中への移行が確認されているため、授乳の継続か中止かを主治医とご相談ください。将来の妊娠を希望される方も、治療開始前に医師へ必ずお伝えください。

ゼップバウンドの副作用としてどのような症状が多く報告されていますか?

臨床試験でもっとも多く見られた副作用は、吐き気、下痢、嘔吐、便秘といった消化器系の症状です。これらの症状は治療の初期や用量を増やす時期に出やすく、多くの方は体が薬に慣れるにつれて軽くなっていきます。

重大な副作用としては急性膵炎や腸閉塞が添付文書に記載されています。激しい腹痛が続く場合や嘔吐が止まらない場合は、速やかに医療機関を受診してください。

参考文献

Jastreboff, A. M., Aronne, L. J., Ahmad, N. N., Wharton, S., Connery, L., Alves, B., Kiyosue, A., Zhang, S., Liu, B., Bunck, M. C., & Stefanski, A. (2022). Tirzepatide once weekly for the treatment of obesity. New England Journal of Medicine, 387(3), 205–216. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2206038

Garvey, W. T., Frias, J. P., Jastreboff, A. M., le Roux, C. W., Sattar, N., Aizenberg, D., Mao, H., Zhang, S., Ahmad, N. N., Bunck, M. C., Benabbad, I., & Zhang, X. M. (2023). Tirzepatide once weekly for the treatment of obesity in people with type 2 diabetes (SURMOUNT-2): A double-blind, randomised, multicentre, placebo-controlled, phase 3 trial. The Lancet, 402(10402), 613–626. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(23)01200-X

Wadden, T. A., Chao, A. M., Machineni, S., Kushner, R., Ard, J., Srivastava, G., Halpern, B., Zhang, S., Chen, J., Bunck, M. C., Ahmad, N. N., & Forrester, T. (2023). Tirzepatide after intensive lifestyle intervention in adults with overweight or obesity: The SURMOUNT-3 phase 3 trial. Nature Medicine, 29(11), 2909–2918. https://doi.org/10.1038/s41591-023-02597-w

Aronne, L. J., Sattar, N., Horn, D. B., Bays, H. E., Wharton, S., Lin, W.-Y., Ahmad, N. N., Zhang, S., Liao, R., Bunck, M. C., Stefanski, A., & SURMOUNT-4 Investigators. (2024). Continued treatment with tirzepatide for maintenance of weight reduction in adults with obesity: The SURMOUNT-4 randomized clinical trial. JAMA, 331(1), 38–48. https://doi.org/10.1001/jama.2023.24945

Jastreboff, A. M., le Roux, C. W., Stefanski, A., Aronne, L. J., Halpern, B., Wharton, S., Wilding, J. P. H., Perreault, L., Zhang, S., Battula, R., Bunck, M. C., Ahmad, N. N., & Jouravskaya, I. (2025). Tirzepatide for obesity treatment and diabetes prevention. New England Journal of Medicine, 392(10), 958–971. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2410819

Kadowaki, T., Kiyosue, A., Shingaki, T., Oura, T., Tsujimoto, T., Iizuka, Y., & Katagiri, H. (2025). Efficacy and safety of once-weekly tirzepatide in Japanese patients with obesity disease (SURMOUNT-J): A multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled phase 3 trial. The Lancet Diabetes & Endocrinology, 13(5), 359–370. https://doi.org/10.1016/S2213-8587(24)00377-2

Look, M., Dunn, J. P., Kushner, R. F., Cao, D., Harris, C., Hunter Gibble, T., Stefanski, A., & Griffin, R. (2025). Body composition changes during weight reduction with tirzepatide in the SURMOUNT-1 study of adults with obesity or overweight. Diabetes, Obesity and Metabolism, 27(5), 2720–2729. https://doi.org/10.1111/dom.16275

Koliaki, C., Liatis, S., le Roux, C. W., & Kokkinos, A. (2025). Tirzepatide for overweight and obesity management. Expert Opinion on Pharmacotherapy, 26(2), 205–222. https://doi.org/10.1080/14656566.2024.2436595

Lam, C. S. P., Rodriguez, A., Aminian, A., Ferrannini, E., Heerspink, H. J. L., Jastreboff, A. M., Laffin, L. J., Pandey, A., Ray, K. K., Ridker, P. M., Sanyal, A. J., Yki-Jarvinen, H., Mason, D., Strzelecki, M., Bartee, A. K., Cui, C., Hurt, K., Linetzky, B., Bunck, M. C., & Nissen, S. E. (2025). Tirzepatide for reduction of morbidity and mortality in adults with obesity: Rationale and design of the SURMOUNT-MMO trial. Obesity, 33(9), 1645–1656. https://doi.org/10.1002/oby.24332

この記事を書いた人 Wrote this article

大木 沙織 大木皮ふ科クリニック 副院長

皮膚科医/内科専門医/公認心理師 略歴:順天堂大学医学部を卒業後に済生会川口総合病院、三井記念病院で研修。国際医療福祉大学病院を経て当院副院長へ就任。 所属:日本内科学会